アレルギー性皮膚炎や皮膚病の犬におすすめのシャンプーと洗い方気

本来、犬にかぎらず人間以外の動物は、シャンプーを必要としません。

野生の世界に住む動物は、シャンプーなんてしませんよね。ですがペットとして犬を飼う場合、ずっとそのままでは獣臭が強くなってきますし、屋内飼いだとほこりや汚れを吸いつけてうす汚れてきます。

これらを解決するために、ときどきシャンプーをするわけですが、あくまで「間側の都合で洗っている」ということを忘れないようにしてください。

犬の皮膚は、ごしごしと強く洗うと簡単に傷がつき、そこから皮膚炎が起きることもあります。決してわれわれが頭を洗うような強さでこすってはいけません。

指の腹で、軽くもむ程度で十分です。洗い終わった犬の体を拭くときはやさしく、四肢は握ってタオルドライし、ドライヤーは熱すぎないように少し距離を離して吹きつけるようにしましょう。

あくまで目安ですが、犬のシャンプーは、皮膚トラブルのない屋内犬で月に1~2回。屋外飼いはひどく汚れたときだけでよいでしょう。

なお、ノミ取りシャンプーの効果はそのときだけなので、かならず、別途ノミ駆除外用薬を使ってください。

皮膚炎を抱えた犬の洗い方

犬の洗い方を覚える前にこれだけは知っておいてください。

まずは、ノミ取りシャンプーは一時的ということ。ノミ取りシャンプーは、ついたノミを落とすものでシャンプー後にノミがつかなくなるわけではありません。

また、洋犬は暑さに弱いということ。

一般的に洋犬は日本の高温多湿に負けやすく、本国より皮膚疾患が多く発生するものです。

さて、皮膚炎にかかっている犬は、皮膚を清潔にすることが重要です。

食べ物や環境の改善、病院での投薬と並んで、シャンプーは皮層のトラブルを抑えるうえで重要なケアの1つです。特に冬以外の季節は、犬の皮膚への負担が大きく、体を洗う回数を多くしないと、清潔さを維持できないことが多いのです。

ある皮膚炎がひどい犬は、複数のシャンプーを使い分けながら3日に1回洗ってもらっています。

また、洋犬は日本のような高温多湿の気候には向きませんので、原産国では問題ない皮膚のもち主であっても、日本では皮膚炎もちの犬と同等のケアをしないとダメな場合もあります。では、どんなシャンプーがいいのでしょうか?

アレルギー性皮膚炎や皮膚病に良いシャンプーとは

一般の犬用シャンプー

市販されている一般のシャンプーは、おもに犬の毛をきれいにつやつやにすることをアピールポイントにしています。

しかしこれらのシャンプーは健常な皮膚を前提にしていますから、皮膚が炎症を起こしていたり荒れていたりする犬には悪影響を与える可能性があるので注意しましょう。

低刺激犬用シャンプー

分類としては前述の一般のシャンプーに近く、種類も豊富です。刺激になりそうな成分を除き、自然由来の成分を主体にしてありますが、現在進行中の皮層疾患を積極的に治療するものではありません。健康体か、もしくは治癒後のケアに使用しましょう。

犬用薬用シャンプ一

最近増えてきたのが薬用シャンプーで、飼い主の意識の向上にあわせて、各社から新製品が次々とでてきています。薬用とはいえ、残念ながら「すべての犬に向いたシャンプー」はなく、その都度、症状にあわせて選んだり、変えたりする必要があります。
商品の数が多いため、正直、全部をテストすることはできませんし、犬との相性もあります。

犬用殺菌シャンプー

皮膚炎の原因となっている菌を抑えて、皮膚炎の改善を狙ったものです。ただし、菌が増えている原因も同時に解決しないと効果は薄く、イタチごっこになりがちです。硫黄やサリチル酸が配合されたものは角質溶解力が高く、一時的に殺菌効果ももつため、脂っこい炎推によく用いられます。

ただし刺激も強いため、加減をしないとかえって悪化させる場合があるので注意しましょう。

最近ではさらに、皮膚のバリア機能を保護することに重点をおいたシャンプーもでてきています。保湿成分などを強化し、本来皮膚がもっている防御力を回復させるものですが、うまくマッチすると、かなり良好な結果をだしています。

花粉やほこりなどのアレルケンを落とす手段としても重要なので、担当医と柑談しながらうまく使いこなすといいでしょう。

おすすめのシャンプー

結局どのシャンプーが良いのか?と言う話になってしまいますが、おすすめは「ノルバサンシャンプー」です。

ノルバサンシャンプー動物医薬部外品ですが、一般にも販売されています。

獣医師処方用のノルバサンシャンプーも市販のノルバサンシャンプーも成分は一緒だそうです。

色々調べて見たところ、動物医薬品は配合されている有効成分の効果が認められており、病気の治療や予防に使われ、動物医薬部外品は効能・効果が認められた成分が配合されてはいるが、医薬品ほどの効能は無く、どちらかというと予防に重点を置かれたものらしいです。

医薬品なので、医師の指導の元、処方されるのが一般的なんでしょうね。

また、ノルバサンが医薬部外品だと言っても、獣医が処方するくらいなので、相応の治療効果も望めるはずです。

シャンプーの頻度

冒頭で皮膚トラブルのない屋内犬のシャンプーの頻度は月に1~2回。屋外飼いはひどく汚れたときだけでよいと説明しましたが、動物医薬部外品のシャンプーは通常のシャンプーと違って犬の皮脂を根こそぎ洗い落としません。

犬の皮脂にこびりついたバイキンを殺す成分が多く含まれているため通常月に1~2回するシャンプーを月に4回程やっても問題ないそうです。

アレルギー性皮膚炎や皮膚病の犬はニオイが強くなってきがちなのでこまめに洗った方が早く治すこつでしょうね。