アメリカンコッカースパニエルの性格に適したドッグフードの選び方

絹糸のように優雅な被毛を維持するタンパク質たっぷりのフードがおすすめ。
犬は、被毛の成長のためにかなりのエネルギーを使っていると言われます。

アメリカン・コッカー・スパニエルのように毛量の多い犬であれば、そのエネルギーは膨大な量におよぶはずです。

なので、アメリカン・コッカー・スパニエルのドッグフードを選ぶ際には、良質のタンパク質が豊富に含まれたものを選びます。

摂取するタンパク質は筋肉に使われ、その残りが被毛に使われるそうですから、タンパク質不足は被毛の美しさを左右する要因になります。

毎日のブラッシングで「最近、ツヤがない?」と感じたら、タンパク質不足かもしれません。「美しさは体の内部から」という点については、人間も犬も同じ。含まれる成分などを十分に検証してフードを選べば、アメリカン・コッカー・スパニエルのアンチエイジングにもつながります。

アメリカンコッカースパニエルに合ったおすすめのドッグフードと選び方

それでは、実際にアメリカンコッカースパニエルに合ったドッグフードを選ぶときは、どういったところをポイントに選ぶといいのかをお教えします。

・グレインフリー(穀物類不使用)
・良質な動物性タンパク質
・オメガ3脂肪酸の配合
・人工添加物不使用

アメリカンコッカースパニエルは穏やか良な顔つきと性格ですが、肉食系の雑食の立派な犬なので、穀物類ではなく良質な動物性タンパク質を使ったドッグフードを選んであげると消化器系の負担にもならず、健康な皮膚・被毛を生み出すことができるため最適です。

また、オメガ3脂肪酸は炎症を鎮めアレルギーに強い体作りをサポートしてくれるため、積極的に取りたい成分でもあります。

しかし、人工添加物に至ってはアメリカンコッカースパニエルの健康を考えたものではなく、飼い主の購買意欲をかきたてるためだけに使われた不必要なものなので、こうしたものを当然のように使っているドッグフードは絶対に選ぶべきではありません。

質の高いドッグフードは原料と値段で判断

パッケージだけを見ると見た目がすごく豪華で体に良さそうなことが書いてあっても、見るべきところを見るとそれが本当に質の高いドッグフードなのかどうかをすぐ見分けることができます。

それが原料と値段です。まず原料にこだわっているドッグフードは原料名がそれぞれ明確に記載されているため、何の素材が使われているのかがすぐにわかります。逆に原料が粗悪なドッグフードは○○類といった記載の仕方をしているため、いったい何を使っているかが全然わかりません。

そして、良質な原料を使っているものは人間も食べることができるものを使っていることがほとんどなので、値段も1kgあたり1000円以上のものが当たり前になってきます。

一見値段を見ると高いように感じるかもしれませんが、粗悪なドッグフードで治療費と精神的ストレスが大きくのしかかることを考えると、決して高い値段だとも言い切れません。

毎日の積み重ねが健康を生み出し健やかな日々を過ごすことができるため、適したドッグフードを選んであげるようにしましょう。

アメリカンコッカースパニエルの毛量

アメリカンコッカースパニエルは毛量が多く柔らかい毛質が特徴的な犬種です。また、性格は非常に穏やかで人懐っこいのですが、その毛量の多さもあって皮膚疾患にかかりやすい犬種でもあるため、普段からのお手入れはもちろん皮膚の免疫力にかかわる食事管理もしっかりしてあげなければなりません。

どんなに美しい被毛を持っていても、体の内側からのケアができていなければかゆみやフケ、ベタつきや脱毛といったトラブルを引き起こし、時には一生付き合っていかなくてはならないこともあるのです。

■アメリカンコッカースパニエルのなりやすい皮膚疾患
アメリカンコッカースパニエルは毛量の多さから湿気をため込みやすく、しかも皮膚がもともと強くないためさまざまな皮膚トラブルを抱えやすい傾向にあります。

・アトピー性皮膚炎
皮膚のバリア機能の低下によって花粉・ダニ・ハウスダストなど外部刺激に弱くなり、湿疹やかゆみなどのアレルギー反応を起こします。わきの下や内またなど左右対称に症状が出るのが特徴です。

・膿皮症
皮膚に住んでいる常在菌が免疫力の低下によって異常増殖し、炎症やかゆみを引き起こします。リング状のかさぶたのようなものができるのが特徴です。

・マラセチア症
皮膚に住んでいるマラセチアという常在菌が免疫力の低下によって異常増殖し、強いかゆみとベタつきを引き起こします。独特の酵母臭を発生させるため飼い主にも強いストレスを与えます。

・食物アレルギー性皮膚炎
特定のタンパク質に対してアレルギー反応を起こします。アレルゲンとなるタンパク質はいろいろあるため、アレルギーを起こしにくいとされる食事に切り替えてあげることでコントロールします。

■皮膚疾患に悩まされないために大事な食事
アトピー性皮膚炎を始めとしたアレルギー性皮膚炎や、常在菌が悪さをすることで起こる膿皮症やマラセチア症は、いずれもかゆみと炎症に悩まされアメリカンコッカースパニエルに強いストレスを与えます。

そして、それぞれの皮膚疾患によってはかゆみや炎症以外にもベタつきや脱毛といったさらなるトラブルをもたらし、ひどい場合は二次感染を起こして投薬や注射による治療が必要となることがあります。

そうなってしまってからの治療はとても大変で、治るまで何回も通院したりしなければいけないため、そうなるまえに毎日の食事を見直すことで予防することができます。その食事とは、質の高いドッグフードを与えることです。

質の高いドッグフードとは粗悪な原料は使用せず、人間でも食べることができるような良質な素材だけを厳選して使い、本当に健康にとって必要なものだけを使って作ったドッグフードなので、そうしたものを食べることで体の内側から免疫力を上げることができます。

■外側からもできる皮膚のケア方法
食事を見直すことで体の免疫力を高め、アレルギーにも強い体作りをすることができますが、同時に外側からのケアもするとより効果的なのでおすすめです。

・毎日のブラッシング
アメリカンコッカースパニエルは毛量が多い犬種なので、毎日ブラッシングをして汚れや抜け毛を取り除いてあげましょう。長い間ブラッシングをせずに放置してしまうと、ひどい毛玉ができてしまい、そこから炎症を起こして皮膚トラブルにつながることがあります。

・月に1~2回程度のトリミング
定期的なトリミングをすることで皮膚を清潔に保ち、常在菌による皮膚の悪さを防ぐことができます。また、毛深いからこそ普段のお手入れでは気付かない部分もトリミングをすることで早期発見・治療ができるため、プロの手でお手入れをしてもらうようにしましょう。

このように、食事によって体の内側からのケアと定期的なトリミングによる外側からのケアをすることで、より一層皮膚トラブルに強い状態にすることができます。美しい被毛を保つためにもぜひ合わせて行ってあげてください。