【犬の関節炎の症状と原因】治療の近道はサプリメントに食事・運動

丈夫な犬の関節も炎症を起こす場合があります。散歩のときは愛犬の歩き方を確認する週間をつけましょう。

犬の関節炎の症状

外瘍がないのに歩き方がおかしくなります。左右の足のバランスがとれなかったり、足を引きずったり、地面から足を上げたりします。痛みやはれが伴うときには、散歩などの運動を嫌がったり、体を触られるのを嫌がるようになります。

室内で飼っている犬なら、ソファなどに飛び上がれなくなって変だなと気づき、レントゲンを撮ると実は関節炎だったというケースもありがちです。

関節炎の原因

生まれつき関節に異常がある先天性のものと、激しい運動や老化、肥満などによる後天性のものの2種類に分かれます。

先天性の関節炎はもともと骨が変形していたり、関節がずれているので、手術しなければ根治が困難な場合もあります。

後天性の場合は、運動などで刺激を受けた関節がすり減って炎症が起こります。また、高齢や肥満によって関節に負担がかかるケースも見られます。

関節炎になった場合の動物病院の一般的な治療方法

触診やX線検査を行なって、診断します。症状に応じて抗炎症剤や痛み止めを与え、運動を制限して様子を見ます。内科的治療による効果が出ない場合は手術をして、関節を正常な形に整えます。

関節炎の自宅でのケアや治療方法

関節に負担がかからないように運動制限するのは症状を抑えるためには有効ですが、かえって脚力が弱り、発症しやすくなる場合もあります。可能な限り、適度な運動は続けるべきです。

先天的な関節炎の犬であっても、筋力をつけることが必要です。日頃から運動させて、筋肉を鍛えておかなければ、ますます動けなくなってしまい、歩行も困難になりかねません。無理のない程度に、散歩をさせてあげてください。

患部を温めることも重要です。気になる部分に毛布をかけたり、マッサージするのもいいでしょう。足の先の方から、手のひらを使って、やさしくもんであげましょう。血行がよくなり、病状の改善にも役立ちます。

なお、先天的に関節がはずれやすい犬には自分で抜けた骨を治してしまう習慣性の脱臼になっているケースもありす。飼い主さんは心配でしょうが、それはそれで普通の生活を送れる場合が多いということも知っておいてもらいたいと思います。

また、アジリティで関節炎になっても、症状が落ち着きしだい再開する方も多いようです。
その場合は、人間と同じように患部を保護しながら続けることになるでしょう。ただ、そうするからにはこの先、愛犬が歩けなくなってもいいくらいの覚悟があるかが問われているということを忘れないでください。

関節炎に効く効果的な栄養素

たんぱく質

体を作るための基本となる栄養素。関節炎を改善するには、まず必須アミノ酸をバランスよく含んだ動物性たんぱく質を摂取して筋力をつけましょう。

コンドロイチン

ネバネバした食品に多く含まれる成分。軟骨のクッション作用に重要な役割を果たし、関節が円滑に働くのをサポートします。グルコサミンと一緒にとれば、より効力が発揮されます。

グルコサミン

細胞や組織を結合したり、軟骨を生成するために必要な成分です。傷ついて、すり減った軟骨の修復を促します。

関節炎に効く食事による改善方法

筋力をつけるためにも、毎日の食事に良質なたんぱく質を積極的に取り入れてください。炎症が起こっているところには活性酸素が発生している場合が多く、それを除去する抗酸化物質も欠かせません。手作り食で、トータルに愛犬の関節をサポートしましょう。

また、コンドロイチンとグルコサミンを合わせて摂取すると、骨を保護してクッションの役割を果たす軟骨の合成が促進
されることは広く知られています。ただ、どちらも食事だけでは摂取しづらい栄養素なので、市販のサプリメントなどを利用するといいでしょう。