ビーグルの性格とおすすめのドッグフード

運動量に応じたカロリー摂取を心がけ、三色の美しい被毛をケアできるフードがおすすめ。

食いしん坊のビーグルは、どれだけフードを与えても、「まだ足りない」とアピールしてきます。

フードのパッケージに記載された推奨量を目安に飼い主さんがしっかりコントロールする必要があります。ビーグルも肥満から糖尿病を引き起こしやすい犬種のひとつです。ちょっと垂れ目のせいか、おねだりする時にちょっとだけ哀れな表情になるのが格段に可愛いいのですが、ビーグルのオーナーさんには、その愛くるしさに打ち勝つ冷静さが必要です。

もうひとつ気をつけたいのが、骨の強化をサポートする栄養素です。ビーグルは、思いのほかフローリングや段差の影響を受けやすく、椎間板ヘルニアになりやすい犬種に属しています。

ダックスフンドのように足の短い犬種であれば、オーナーもあらかじめ注意するのですが、ビーグルは見落とされがち。獣医さん的には、ビーグルもギリギリで足の短い犬種に入るとのことです。椎間板ヘルニアを防御する環境整備はもちろんですが、食事の面からも骨を丈夫にするフードを採り入れて、日常的にサポートしておいたほうがよさそうです。

被毛に関しては、塗るタイプやシャンプー、トリートメントなどさまざまなヘアケア製品が出ていますが、美しい被毛を作るのは良質のタンパク質であり、毎日の食事が大切。その点は犬も人間も同じです。ただし、犬の場合は良質の動物性タンパク質を取る必要があります。フードを選ぶ時には、成分表示をよく見て、タンパク質としてどんな素材が使われているのかを吟味したほうがよさそうです。できれば、ナチュラルな素材で作られたものをメインディッシュのフードとして与えたいですね。

穏やかで優しい性格のビーグルですが、あの穏やかな見た目に反して低く伸びるような遠吠えが得意な犬種でもあります。また、ビーグルはアレルギーにもなりやすい犬種なので、日頃から食事管理には気を付けてできるだけアレルギーが発症しないようにしてあげたいですね。

そのためにも選ぶドッグフードに使われている原料はどんなものなのか、健康に影響を及ぼすようなものは含まれて否か、質の悪いものを使っていないかなどに気を配る必要があります。

■ビーグルのなりやすいアトピー性皮膚炎
ビーグルは耳が垂れているので外耳炎になりやすい犬種なのはよく知られていますが、耳だけでなくアトピー性皮膚炎にもなりやすい犬種でもあるんです。

アトピー性皮膚炎とは一種のアレルギー性疾患なのですが、ハウスダストやダニ・花粉・ホコリなどどさまざまな要因によって皮膚が刺激に弱くなってしまい、湿疹や強い痒みを引き起こしてしまいます。

ですから、たいさくとしてはいかにアトピー性皮膚炎を引き起こす原因となるものを排除し、皮膚のバリア機能を上げるかがポイントになります。

もちろん、外耳炎も耳が垂れているからなりやすい以外に免疫力の低下によっても外耳炎になりやすくなるため、できるだけ免疫力が高い状態を維持してあげることが大事です。

■アトピー性皮膚炎を抑えるためのケア
ビーグルのアトピー性皮膚炎を抑えるためには、日常生活からアレルゲンとなるものに触れる確率を減らす必要があります。アトピー性皮膚炎を引き起こすアレルゲンには、先述したようにダニ・ほこり・フケ・花粉・化学製品などいろいろありますが、これらとの接触を完全に防ぐことはできません。

しかし、毎日こまめに掃除をしたり定期的なシャンプーをして皮膚を清潔に保つことで、アレルゲンを減らしアトピー性皮膚炎の症状を軽くしたりほぼ無症状にすることもできます。

また、こうした外部ケアだけではなく内部ケアも一緒に行なうことで、バリア機能の向上はもちろん皮膚コンディションも整えることができます。

内部ケアに重要なのは毎日の食事です。内部ケアになると薬のように即効性はありませんが、細胞レベルでの質の生まれ変わりを行なっていくため、食事を気をつけていた時とそうでない時ではトラブルに対するあり方が全然違ってきます。

■アトピー性皮膚炎を引き起こす可能性のあるドッグフード
今現在アトピー性皮膚炎を起こしている子も起こしていない子も、次のような項目に当てはまるドッグフードを与えていると、状態を悪化させたりこれから症状を引き起こす可能性が高くなるため注意してください。

・着色料など人工添加物を大量に使っている
緑や赤などの着色料は体にとって全く必要のないものであり、人工添加物を見た目のおいしさを演出するためのペットフード会社の戦略ですので、そもそも着色している意味がありません。

・穀物類を大量に使っている
小麦やとうもろこしなどの穀物類はアレルギーを引き起こしやすい原料です。100%アレルギーを起こすわけではありませんが、慢性的に皮膚が弱かったり敏感な傾向にあるのであれば、こうした穀物類を使用していないものを使ってみるのもおすすめです。

・粗悪な原料を使っている
使われている原料が粗悪なものかどうかを判断するには値段が一番です。「質の良い物は高い、質の悪い物は安い」という言葉が昔からあるように、どのような原料を使っているかで値段は変ります。目安としては1kgあたり1000円未満のものは、高品質な原料を使っている可能性は限りなく低いです。

■ビーグルに合うおすすめのドッグフードの選び方
アトピー性皮膚炎になりやすいビーグルだからこそ、体の内側からのケアで外からの刺激に強い皮膚を育てることが大事です。そのためにも、どういったドッグフードを選んであげるといいのかをご紹介します。

・穀類不使用(グレインフリー)
・着色料など人工添加物不使用
・良質な動物性タンパク質を使用
・オメガ3脂肪酸など良質な油を配合

穀類不使用のグレインフリーや着色料不使用などは、先述した理由をもとに選ぶべきポイントとなりますが、さらにオメガ3脂肪酸といった良質な油を配合したドッグフードを選ぶこともおすすめです。

オメガ3脂肪酸が配合されているものは「DHA・EPA配合」と記載されているのですが、オメガ3脂肪酸は免疫力アップにも重要な役割を果たし、細胞の炎症を起こしにくくすることでアレルギーを抑える働きもあるため、皮膚疾患を抱えやすいビーグルにとっては欠かせない成分のひとつとなります。

■アトピー性皮膚炎は一生の付き合い
アトピー性皮膚炎はアレルゲンをカットすれば治るものではなく、いかに症状を抑えてあげられるかになるため、一度発症すると一生付き合っていかなくてはなりません。

また、季節の変わり目だけアトピーが出てくることもあれば、一年通して薬によってコントロールすることもあり、同じアトピー性皮膚炎であっても症状の出方はさまざまです。

かゆみを軽減するためにシャンプーの工夫だけでコントロールできればいいですが、ひどい場合は薬に頼り継続して使わなければいけないこともあります。

薬は即効性もありかゆみによるストレスを軽減させてくれるものですが、アトピー性皮膚炎に悩まされている間ずっと使い続けるのは心配ですよね。

しかし、食事を気をつけてあげるだけでも皮膚を強くしコンディションを整えることができるので、仮に薬のサポートを受けなくてはならない場合であっても、薬の量を減らしたりマイルドなものに変えることができる可能性が出てきます。

できる限りの負担をなくしストレスフリーに近い状態でいさせてあげるためにも、毎日の食事と合わせてケアしてあげましょう。