チワワの性格とおすすめしたいドッグフードや選び方

体重にして3kg前後しかありませんが、チワワはれっきとした犬です。

体が小さいから食べるものにはあまりこだわらなくてもいい、人間の食べている食事のおすそわけで充分、などと考えるのは大間違いです。

チワワの食性は肉食獣寄りの雑食であり、ご飯などの炭水化物とちょっとした野菜の煮物をそえただけの食事では、健康な体は維持できません。

中型犬や大型犬を飼育しているのとなんらかわらず、動物性タンパク質――すなわち肉類を中心とした、犬にとってバランスのよい栄養素の含まれた食事を必要としているのです。

チワワは小さい体でも自己主張は大きい

チワワはとても小さくプルプル震えているようなイメージがありますが、実際のところはプルプル震えるどころか自己主張がしっかりしていて、どちらかというとワガママの強い犬種です。

例えば、お散歩も好き嫌いが激しく嫌な時はとことん拒否。ごはんも気に入らなければ食べないのに、欲しいものはとことん要求してくる。抱っこをして欲しい時は自分から来るのに嫌な時はすぐに腕から逃げ出す。など、チワワは私たちが思っている以上に自己主張をしっかりします。

また、大きな相手に対しても臆することなく勇敢に吠えて立ち向かい、時には攻撃的な姿勢で威嚇牽制するなど小さな体からは想像もつかないような行動をすることも多いため、イメージだけで接すると驚かされることが多いものです。

チワワのワガママに振り回されるのは厳禁

チワワはワガママが強い犬種なため、どうしても日常生活でもさまざまな悩みが出て来ることが多い傾向にあります。特に多いのがドッグフードに関する悩みです。

ドッグフードもいろんなメーカーが試行錯誤を繰り返し、自信を持って商品として売り出していますが、たとえ飼い主としてこれだ!と思うものを選んで与えたとしても、最初の一口だけ食べてあとは食べないなんてこともザラにあります。

せっかく喜ぶ姿をイメージして買ったのに、結果は喜ぶどころか不満そうな姿に食べることを拒否されてしまい、大きなショックと一緒にせめて少しでも食べてもらうためにトッピングで誤魔化すこともあるでしょう。

そうすると、トッピングに気を許してドッグフードを食べてくれたり、時にはトッピングだけ食べてドッグフードを残すこともあると思いますが、そうしたことを続けているとこの先もずっとチワワのワガママに付き合わされることになります。

もちろん、美味しく食事をしてもらうための工夫は必要ですが、それとワガママに振り回されるのは別の問題です。

適したドッグフードの選択がトラブル回避になる

食べてくれないとついトッピングをして食べてもらうようにしたり、次買うときはもっと美味しいものを探し求め、気付けば添加物だらけのドッグフードを選んでしまっているなんてことも少なくありません。

100%ではありませんが、食いつきの良いドッグフードというのはほとんど着色料や香料といった、人工添加物が豊富に含まれているため、そうしたものを与え続けていると健康的にも悪い影響を受けてしまいます。

かといって健康に良さそうなドッグフードは、今まで味付けや香りの強いドッグフードを食べていたチワワにとっては、まるで病院食のように質素でとても美味しいとは言えないものです。

ですが、本来必要でないものを取り除いた無添加のドッグフードはいいものであり、必要なものだけを取ることができるため健康のためにはいい影響を与えてくれます。

そして、添加物などが含まれていないということは、皮膚トラブルのような食事が大きく影響するような疾患を防ぐことにもつながるため、できるだけ無添加のドッグフードを選ぶことが望ましいです。

チワワに合うおすすめのドッグフードと選び方

無添加のドッグフードが体にいいとは言っても、ワガママなチワワを納得させることができるようなものでなければ、結局食べてくれずにトッピングをすることになり、無添加であること自体が無意味になってしまいますよね。

そこで、チワワに合ったおすすめのドッグフードと選び方をご紹介します。次のような項目を満たしているドッグフードを選べば、無添加なのに食い付きが良く満足してもらえるはずです。

チワワに最適なドッグフードとは

  • 良質の動物性タンパク質が多く含まれ、消化に悪い粗悪な穀物が含まれていない。
  • 食が細い個体が多いため、少量しか食べなくてもバランスの良い栄養がしっかりと摂取できる消化に優れたフードがのぞましい。

  • 人工の添加物が使用されていない。
  • 極細の涙管を詰まらせないためにも、涙の質を悪化させる人工添加物は避けたほうがよい。

  • 口の大きさを考えて、チワワが食べやすいサイズのものを。
  • 噛みづらそうにしていたら、粒を小さく砕いてから与える。

  • 不飽和脂肪酸を含んだ質の良い油脂が原材料に使われている。
  • ロングコートの美しい被毛を保つのはもちろんのこと、皮膚病やアレルギーを予防するためにも良質の油脂が必要。

  • 関節に配慮した成分が原材料に使われている。
  • 活発に動き回るチワワにとって、関節の健康は重要。

チワワは数多くある犬種の中でも、長生きをする部類の犬です。ということは、シニアと呼ばれる年齢を長く過ごすことでもあります。いつまでも元気でいさせるためには、筋肉や骨、内臓、血液など、そのすべてを作り出すもととなる食べ物の質が重要であることは言うまでもありません。

小さくても立派な牙をもつチワワには、良質の動物性タンパク質を多く含んだドッグフードを選んであげてください。

また、良質な油であるオメガ3脂肪酸を配合してあるものは、体の免疫力を上げる働きにも貢献してくれるため、皮膚トラブルを始めとした多くの病気に対しても抵抗力を高めることができます。

関節ケアにはグルコサミン・コンドロイチンがおすすめ

上記で紹介したドッグフードの条件にもう1つプラスで、グルコサミンとコンドロイチンを配合したものもおすすめです。

チワワは関節疾患も患いやすい犬種でもあるため、日頃から関節サポート成分を取るようにするだけでも関節疾患を患う確率を減らすことができ、患ってしまったとしても最善の状態でいることができます。

また、ドッグフードに配合されていない場合でも、サプリメントを利用することでダイレクトにグルコサミンやコンドロイチンを摂取することができます。

トッピングをするならふりかけのような味のトッピングではなく、プラスすることで更に健康をサポートするような健康のトッピングをしてあげるといいですね。

しかし、いくらドッグフードに関節をサポートしてくれる成分が配合されていたとしても、ドッグフード自体の質が低いものだとサポートする働きも無いに等しいだけでなく、健康にも良くないので質のしっかりしたドッグフードを選ぶようにしましょう。

チワワが皮膚疾患を抱えていたら内側と外側からケア

関節以外にもチワワに多い疾患が皮膚疾患です。膿皮症や乾燥肌、アトピー性皮膚炎といった皮膚トラブルは、次のような方法で皮膚の免疫力やコンディションを整えることにより、症状を改善・軽減することができます。

薬浴による外部ケア

皮膚トラブルの悩みが出てきたらまずは動物病院へ診察に行きましょう。薬を使うほどでなければ、薬用シャンプーを使った薬浴処置を提案する動物病院も少なくありません。適切なシャンプー剤を使用することで、皮膚のコンディションを整え健やかな皮膚へと導くことができます。

内服薬や注射による内部ケア

皮膚の状態にもよりますが、ひどい炎症や二次感染など起こしていると、抗生剤や抗炎症剤などを使って内側から治療を行なっていきます。

ドッグフードによる内部ケア

皮膚トラブルが食物アレルギー性皮膚炎の場合は専用の処方食が必要です。また、そうでない場合は良質な原料から作られたドッグフードを与えることで、免疫力を上げ皮膚のコンディションを整えることができ、皮膚トラブルに強い状態を作ることができます。

治療ではなく予防が最大の健康法

チワワはか弱いイメージが強い犬種ですが、実は私達が思っている以上に気が強く、そのワガママっぷりに振り回されてしまうことも多々あります。

しかし、可愛いという理由だけでそのワガママに付き合っていると、後になってさまざまなトラブルを引き起こし、場合によっては継続的な治療が必要になることもあります。

治療をすればすぐに治るようなものであっても、治療中は小さなチワワにとって大きな負担となりますし、また同じ生活を続けているといつ繰り返されるかもわかりません。

ですから、健康のために治療をするのではなく健康でいるために毎日の食事を気を付けてあげて、体の内側からコンディションを整えつつシャンプーやブラッシングなど外側からのケアも併せて行うようにしましょう。