【チワワの性格と飼い方】小さい体でも自己主張は大きく愛情表現が豊かな犬種

チワワはとても小さくプルプル震えているようなイメージがありますが、実際のところはプルプル震えるどころか自己主張がしっかりしていて、どちらかというとワガママの強い犬種です。

例えば、お散歩も好き嫌いが激しく嫌な時はとことん拒否。ごはんも気に入らなければ食べないのに、欲しいものはとことん要求してくる。抱っこをして欲しい時は自分から来るのに嫌な時はすぐに腕から逃げ出す。など、チワワは私たちが思っている以上に自己主張をしっかりします。

また、大きな相手に対しても臆することなく勇敢に吠えて立ち向かい、時には攻撃的な姿勢で威嚇牽制するなど小さな体からは想像もつかないような行動をすることも多いため、イメージだけで接すると驚かされることが多いものです。

チワワは歴史の古い、起源が謎めいた犬

チワワの歴史には諸説ありますが、いずれもかなり古い時代にさかのぼります。中南米が発祥という説ではトルテカ族の宗教的儀式に登場しますから、なんと7世紀から12世紀頃にはチワワの原型となった犬がいたようです。トルテカ族、アステカ族ともにチワワの原型となった犬を食用や儀式の生贄にしていたようですが、生きている間はとても大切にされていた形跡があるのだとか。

また、中国が起源とされる説もあります。こちらはスペイン人によって新大陸に持ち出されたといいますから、いずれにしても15世紀にはチワワの原点とされるような体の小さな犬がいたのでしょう。そして激動の歴史の中を翻弄されつつ生き延びた結果、現代のチワワへとつながっていったのです。

このようにチワワは遥かな昔からすでに小さな犬だったわけですが、現在最も人気のあるロングコートへと改良されたのは19世紀半ば以降のことです。それまでのチワワは短毛のスムースコートだけでした。

しかし改良された後も人気としてはあまりぱっとしなかったのですが、20世紀に入ると少しずつ注目されるようになります。日本では1970年代以降から飼育する頭数が増えはじめ、2002年にCMに起用されたことで爆発的な人気を獲得したあたりから、一気に人気犬種へと上りつめました。

体重原産国
1.5〜3kgメキシコ
初心者向き度
(5.0)
声の大きさ
(2.0)
賢さ
(3.0)
飼い主LOVE度
(5.0)
やんちゃ度
(2.0)
マンション向き度
(5.0)
高齢者・子供向き度
(4.0)
総合評価
(4.5)
  • かかりやすい病気は?
    ひざの病気、おしっこの病気
  • 寒さに弱い?
    弱い。
  • 運動量は?
    1日1回は散歩を
  • お手入れのラクさは?
    短毛種は簡単だが長毛種は毎日のブラッシングが必要。
犬種わんわんポイント

国際畜犬連盟(FCI)が公認する犬種の中でもっとも体が小さい「世界最小の犬」とされています。
かつて南米に生息していた「テチチ」という小型犬がその祖先とされています。

チワワの性格

チワワは体の小さな犬ですから、体格面だけで言うなら扱いに難しいことはありません。しかし、性格的には非常に強いところを持った犬であり、一筋縄ではいかないことを覚悟しておくべきです。小さいから楽だろうという感覚だけでチワワを選んでしまうと、自分の認識の甘さを痛感させられるかもしれません。なぜなら小さいから物足りないなどとは言わせないだけの、おもしろさを持ち合わせた犬でもあるからです。

飼い主に対しては甘えても、他人には簡単に心を許すことがなく、飼い主とその家族――自分の群れを守ろうとする気持ちの強い犬です。また、飼い主に対してでさえ、ときには頑固なところを見せてなかなか譲ろうとしなかったり、驚くほど無鉄砲な一面を見せて度肝を抜いたりもします。しかし、それゆえに存在感が抜群の犬でもあり、そういう部分がチワワの人気を支え続けているのかもしれません。

チワワを飼育するうえで注意すること

小さいから扱いやすい――。確かにそれは間違いではありません。抱き上げるのも楽ですし、食べる量も排泄する量も、大型犬とは比べ物にならないほど少量です。しかし、小さいからこそ、注意しなければいけないことがあるのです。

たとえば、チワワは落下によって大怪我をすることがあります。それも、いつもは乗らないような高いところから落ちたのならまだしも、座りなれたソファーが原因となることも珍しい話しではありません。体が小さなチワワにとっては、落ちたときの姿勢やタイミング次第では、体高の何倍もの高さから落下することになるからです。

また、小さな子どもがいるからチワワを選ぶ、というケースもあるでしょう。しかし、多くの場合はチワワが幼い子どもに噛みついてケガをさせるというより、幼い子どもが転倒する巻き添えをくらってチワワがケガをするのです。制御のきかない幼児が思いのほか強い力でチワワの頭を叩き、それが原因で死にかけることすらあるほどです。

チワワは人や他の動物と仲良く暮らせるタイプの犬です。しかし、チワワを飼いたいと思ったら、まずはチワワが安全に暮らせるかどうかを判断するべきなのかもしれません。

チワワの特徴

チワワは小さい割に生命力があり、平均寿命は13年程度と他の犬とほとんど変わりありません。

毛のタイプには毛足の短い「スムースコート」と毛足の長い「ロングコート」があります。体がちいさいため体温が下がりやすく、長毛でも寒さに弱いため室内飼育でも冬は防寒対策をしてあげる必要があります。経路には様々な種類があるので選んでみてはいかがでしょうか

チワワに最適なドッグフード

体重にして3kg前後しかありませんが、チワワはれっきとした犬です。体が小さいから食べるものにはあまりこだわらなくてもいい、人間の食べている食事のおすそわけで充分、などと考えるのは大間違いです。

チワワの食性は肉食獣寄りの雑食であり、ご飯などの炭水化物とちょっとした野菜の煮物をそえただけの食事では、健康な体は維持できません。中型犬や大型犬を飼育しているのとなんらかわらず、動物性タンパク質――すなわち肉類を中心とした、犬にとってバランスのよい栄養素の含まれた食事を必要としているのです。

チワワに最適なドッグフードとは……
・良質の動物性タンパク質が多く含まれ、消化に悪い粗悪な穀物が含まれていない。
 →食が細い個体が多いため、少量しか食べなくてもバランスの良い栄養がしっかりと摂取できる消化に優れたフードがのぞましい。
・人工の添加物が使用されていない。
 →極細の涙管を詰まらせないためにも、涙の質を悪化させる人工添加物は避けたほうがよい。
・口の大きさを考えて、チワワが食べやすいサイズのものを。
 →噛みづらそうにしていたら、粒を小さく砕いてから与える。
・不飽和脂肪酸を含んだ質の良い油脂が原材料に使われている。
 →ロングコートの美しい被毛を保つのはもちろんのこと、皮膚病やアレルギーを予防するためにも良質の油脂が必要。
・関節に配慮した成分が原材料に使われている。
 →活発に動き回るチワワにとって、関節の健康は重要。

チワワは数多くある犬種の中でも、長生きをする部類の犬です。ということは、シニアと呼ばれる年齢を長く過ごすことでもあります。いつまでも元気でいさせるためには、筋肉や骨、内臓、血液など、そのすべてを作り出すもととなる食べ物の質が重要であることは言うまでもありません。

小さくても立派な牙をもつチワワには、良質の動物性タンパク質を多く含んだドッグフードを選んであげてください。

チワワに与えたい食いつき抜群おすすめドッグフード