ユーカヌバドッグフードの評判

ユーカヌバドッグフードといえば、プレミアムフードの定番ともいえる有名な製品です。

「愛犬の健康」や「独自の栄養学」「健康のトータルサポート」などのキャッチコピーはどれも飼い主の目を引き、信頼に値すると感じられる事でしょう。

ユーカヌバドッグフードは素材の品質や栄養学の観点以外にも、ウンチの臭いが少ないドッグフードである事、ウンチが小さく固まって出る事などもセールスポイントとしています。
飼い主にとって手間がかからない事を目指してはいるのですが、果たしてそのような手間と愛犬の健康のどちらを優先すべきなのでしょうか?

商品名Eukanubaスモールアダルト(成犬用 小型犬用 1歳以上 )
商品評価Bランク
評価の基準はこちらで説明しています。
購入価格3,577円(税込)/2.7kg
※価格はAmazon参照
100gあたり
原産国日本
主原料肉類(鶏、七面鳥)
グレインフリー×
人工添加物×
ヒューマングレード×

ユーカヌバの成分と原材料

オランダが生産国のユーカヌバ。ユーカヌバの製品は出荷前までに120以上もの品質検査が行われているほか、専門機関の品質監査で最高評価を得ています。

また、ユーカヌバはアメリカ・ケンネルクラブ(AKC)や国際畜犬連盟(FCI)といった団体と連携しており、世界的に有名な愛犬家団体から優れたドッグフードとみなされています。このように世界的に評判の良いユーカヌバのドッグフードですが、愛犬にとって「最良」のドッグフードなのでしょうか?

今回は、たくさんあるユーカヌバ製品の中から、ユーカヌバ「トイプードル 成犬用1歳以上」を取り上げてみたいと思います。ユーカヌバ「トイプードル 成犬用1歳以上」の原材料は下記の通りです。

粗悪な原料(4Dや副産物)
危険成分(化学合成物質)
好ましくない原料
その他

危険材料は赤文字で表示し、危険じゃないが不安な材料は緑文字で表示しています。

肉類(鶏、七面鳥)、小麦、とうもろこし、動物性油脂(オメガ-6不飽和脂肪酸源)、とうもろこし粉、米、大麦、ビートパルプ、加水分解タンパク(鶏、七面鳥)、魚油(オメガ-3不飽和脂肪酸源)、フラクトオリゴ糖、ポリリン酸ナトリウム、ミネラル類(Cl、K、Na、Zn、Mn、Fe、Cu、I、Se)、ビタミン類(A、D3、コリン、E、パントテン酸カルシウム、ナイアシン、B6、B1、B2、ビオチン、葉酸、B12)、酸化防止剤(BHA、没食子酸プロピル)

上記の通り第一主原料は「タンパク源」である「肉」が使用されています。しかし、鶏、七面鳥の「他」という言葉が気になるともいえます。

家禽とは、目的をもって飼育されている「鳥」の総称です。鶏や七面鳥以外では、ウズラやアヒル、ガチョウやハトなどが代表格ですが、ユーカヌバドッグフードにおいてどのような種別が使用されているかは特定が難しいでしょう。

家禽の中には、羽毛の部分だけを商用に用いて、余った肉や副産物をドッグフードや飼料に活用されているものもあるので、安価に入手できる「タンパク源」という事なのでしょう。

また、原材料表を見ると動物性たんぱく質のほか、とうもろこしや小麦といった植物性たんぱく質が配合されており、グレインフリーではないことがわかります。

肉食の犬は腸が短く、植物性の食物の消化には適していません。また、犬はグルテンを消化するアミラーゼという消化酵素が少なく、植物性たんぱく質は犬の消化器官に負担を掛けてしまいます。

そのため、とうもろこしや小麦などの穀物が配合されたドッグフードは、アレルギー反応を起こす可能性があるといわれています。

もしも愛犬がアレルギー体質の場合には、食物アレルギーの特徴である下痢や嘔吐、皮膚疾患などが見受けられないか、様子をみながらユーカヌバ「トイプードル 成犬用1歳以上」を与えることができます

食物アレルギーの症状が見られた場合には、ドッグフードを与えないようにしましょう。

最近では、植物性たんぱく質の消化吸収を可能にする食品加工技術が進化しており、穀物が含まれたドッグフードが必ずしも「悪いもの」だという訳ではありません。

大切なのは、穀物の配合量と栄養バランスです。

また、ユーカヌバ「トイプードル 成犬用1歳以上」には酸化防止剤として、食品添加物のBHA(ブチルヒドロキシアニソール)が含まれています。

発がん性があるといわれているBHAですが、ペットフード安全法が定める基準値内であれば使用が認められています。

むしろBHAの使用基準値を守らなければ製造・販売することはできませんから、ユーカヌバ「トイプードル 成犬用1歳以上」は科学的に安全と認められているといえるでしょう。

タンパク質26.0 %以上脂質16.0 %以上
粗繊維2.5 %以下灰分8.0 %以下
水分9.0 %以下ビタミンA19500 IU/kg
水分9.0 %以下ビタミンA19500 IU/kg
ビタミンD31200IU/kgビタミンE150mg/kg
食物繊維7.8%カロリー404kcal/100g

たんぱく質摂取量は十分

公式サイトに記載されているユーカヌバ「トイプードル 成犬用1歳以上」の成分(保証分析値)によると、たんぱく質は26.0%以上です。

トイプードルの成犬(体重4kg)には、1日の標準給与目安として66gのユーカヌバ「トイプードル 成犬用1歳以上」のドッグフードを与えることができます。

ユーカヌバ「トイプードル 成犬用1歳以上」の1日当たりのたんぱく質摂取量を求める場合、66g(1日に食べるドッグフードの量)×0.26(たんぱく質含有量)=17.1gとなり、17.1gのたんぱく質が摂取できることがわかります。

避妊去勢済みの成犬(体重4kg)で1日1~2回の散歩を定期的に行っている場合、1日に最小限必要なたんぱく質の量は16.3kgですから、ユーカヌバ「トイプードル 成犬用1歳以上」を与えれば最小限必要なたんぱく質を補うことができます。

脂質は多め

エネルギー源である脂質ですが、ユーカヌバ「トイプードル 成犬用1歳以上」の成分表によると、16.0%以上もの脂質が配合されています。

ユーカヌバ「トイプードル 成犬用1歳以上」をトイプードルの成犬(体重4kg)に与えた場合、1日に摂取することになる脂質量は下記の通りにです。

66g(1日に食べるドッグフード量)×0.16(脂質含有量)=10.5g

一般的に、成犬の1日の脂質摂取量は、体重1kgにつき約1.1~1.5gといわれています。

成犬の体重が4kgだとすると1日の脂質摂取目安量は約4.4~6.0gになりますから、ユーカヌバ「トイプードル 成犬用1歳以上」は脂質が多いことがわかります。次にユーカヌバの口コミと評判をご紹介します。

ユーカヌバドッグフード注目ポイント

原材料に含まれる「ビートパルプ」には、犬のウンチを凝固させる効果があると言われています。このビートパルプとは、甜菜(てんさい・大根の一種)から糖分を絞りだした後に残る繊維質の事です。もちろん搾りかすですから、栄養価はほぼないに等しく、あくまでもウンチの凝固剤なのです。

一時期、ユーカヌバドッグフードがペットショップの店頭で「ウンチの模型」を置きイベントをしたことがあります。

当社の製品を食べると、ウンチがこんなにも小さく、少量で済みますと。

でも、本当の意味での栄養成分であれば体内に消化吸収されてゆくので、自然とウンチの量も少なくなるはずです。でもそうでないからこそ、ビートパルプを使用して凝固させる必要があるとも言えるのです。

ユーカヌバドッグフードの粒サイズについて

口コミでよく見かけますが、ユーカヌバドッグフードはキロサイズによって粒の大きさが変わるという欠点があります。
おそらく3kgだと1ヶ月以内で使い切るであろう犬のサイズだから小型犬。
6kgだと小型犬では1ヶ月では使い切れないであろうから中型犬という意味合いでしょうか。

通常ドッグフードは開封後から1ヶ月以内に使い切らないと酸化が始まり品質が落ちるとも言われています。
ソレを知らずに6kgが安いからという理由で購入してしまい粒の大きさが違うということになっているのではないでしょうか。

何はともあれパッケージはきちんと見ましょう。
小さい粒は「超小粒」と書いてあります。

まとめ

ユーカヌバドッグフードの製品には思いのほか、穀類が多く使用されているのでこの評価をさせていただきました。
ユーカヌバドッグフード独自の栄養学に基づく研究で、犬は長年にわたり人間と生活をしてきた事で、穀類を接取する生活が当たり前になっている事、内臓機能に十分に穀類の消化機能があるという事が理由となっています。ですから、穀類を排除する必要はないという事なのです。
ですが、理論上消化吸収できる内臓機能がある場合でも、穀類にはアレルギーリスクも高いという面もあるのです。

ユーカヌバドッグフードの製品の単価から計算をしても、敢えて穀類入りの製品を選ぶに値する理由は見つからないといえるでしょう。

以上が、独自の栄養学に基づく最高品質のドッグフード「ユーカヌバ」に関する評価です。