【スペシフィックドッグフードの評判と口コミ】高価で少量のフードだけど価値はある

まだ日本ではあまり知名度が高くありませんが、スペシフィックはデンマーク生まれの栄養基準を満たした高機能ドッグフードです。通常のドッグフードとは違い、療法食という位置づけになっていますので、病気の治療中の食事などに使用されます。

この記事ではスペシフィックの原材料や成分を調べ本当に治療中の犬に適したドッグフードなのかを評価しています。

商品名スペシフィック(CID:高消化性)
商品評価Bランク
評価の基準はこちらで説明しています。
購入価格3,114円(税込)/1kg
※価格はAmazon参照
100gあたり
原産国デンマーク
第一原材料
グレインフリー×
人工添加物×
ヒューマングレード×

スペシフィックドッグフードの特徴

製造会社であるテグラ社は人間用の製薬会社でありならが、1975年からこの療法食を手がけています。デンマーク産を中心とした新鮮な原材料を使い、添加物も最小限に抑えています。欧州ペットフード産業連盟(FEDIAF)の安全・栄養基準も満たしていますので、安心して愛犬に与えることができます。

スペシフィックは主に動物病院で取り扱われている製品で、ドライタイプとウェットタイプがあるので、症状や好みにあわせてセレクトが可能です。ただし、飼い主さんの判断ではなく獣医師の指導のもと与える必要があります。

犬の療法食としては下記の8種類がラインナップされています。

CCD(低pHスタート&メンテ)
・成犬のストルバイト尿石症

CCD/CDW(リミテッド・プロテイン)
・食物アレルギーおよび食物不耐症
・膵外分泌不全、下痢ならびに嘔吐、消化不良・吸収不良
・尿酸塩尿石症:CDD

CED(GIコントロール)
・糖尿病
・高脂血症
・便秘、繊維反応性大腸炎
・シニア期の犬

CID/CIW(高消化性)
・下痢や嘔吐を伴う急性・慢性消化器疾患
・膵外分泌不全(EPI)
・消化不良・吸収不良

CKD/CKW(低Na-リン-プロテイン)
・慢性腎不全(あるいは慢性腎臓病)
・心不全・高血圧・浮腫
・胆汁うっ滞以外の肝不全
・尿酸塩、シュウ酸塩またはシスチン尿石症

CΩD-HY(加水分解プラス)
・アトピー性皮膚炎やノミアレルギーなど皮膚の炎症状態
・食物アレルギーや食物不耐症
・アトピー性皮膚炎、食物アレルギー・ノミアレルギー、ならひびにこれらの併発
・消化不良・吸収不良、膵外分泌不全(EPI)や炎症性腸疾患(IBD)、大腸炎

CRD-1/CRW-1(ウエイト・マネージメント)
・肥満
・糖尿病
・高脂血症や胆汁うっ滞
・大腸炎、慢性下痢症、便秘

CRD-2(ウエイト・メンテナンス)
・減量後の体重管理・肥満の予防
・糖尿病
・高脂血症や胆汁うっ滞
・大腸炎、慢性下痢症、便秘

スペシフィックドックフード(CID:高消化性)の成分と原材料

獣医師の推奨するデンマークの「スペシフィック」ドッグフードの原材料は下記の通りです。

危険材料は赤文字で表示し、危険じゃないが不安な材料は緑文字で表示しています。

米、卵、魚粉、トウモロコシでんぷん、ミネラル類(Ca、P、 Na、K、Fe、Mn、Zn、Cu、 I 、S e )、デキストロース、動物油脂(豚)、蛋白加水分解物(家禽)、魚油、ビタミン類
(VA、VB1、VB2、VB6、VB12、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸、VC、VD3、VE、VK)、サイリウム種皮、酵母、粉末セルロース、ビートパルプ、メチオニン、フラクトオリゴ糖、 ユッカ抽出物、ゼオライト
酸化防止剤:BHA、BHT、 没食子酸プロピル
タンパク質5.5%以上脂質2.0%以上
粗繊維3.9%以下灰分3.9%以下
水分73.3%以下カロリー

消化吸収の機能になんらかのトラブルを抱えている愛犬用の療法食ですので、原材料には消化性の高い米、トウモロコシ、卵、豚肉などを用いる事で下痢や嘔吐の症状の改善に配慮しているのが分かります。

このように、病気の症状に合わせて栄養バランスを整えていますので、通常のドッグフードよりも早く健康な状態に戻れるように作られているのが、スペシフィックドックフードの特徴です。

悩ましいのはBHA、BHTといった酸化防止剤が使われている点です。酸化防止剤が入っていることで、ドッグフードの劣化を防ぐことができますが、BHAもBHTも安全性が疑われている酸化防止剤ですので、愛犬にはあまり与えたくない原材料です。

原材料にミネラルが多く含まれる理由

原材料に記載されているミネラルの項目がとても多いので、疑問に感じる事でしょう。これは、下痢や嘔吐をすることで体内から失われてしまうミネラルやビタミンを補給するためで、あえて多く添加しています。

食事療法食として愛犬には与えること

スペシフィックのドックフードは、建前上一般の量販店で売られることのない、獣医師が処方するようなフードですが、現在ではそういった商品もネット上で販売されています。このため、飼い主さんの自己判断で買えてしまいますが、あくまで特定の疾患があるときに与えるものであることを留意しておきましょう。

スペシフィックドックフードの口コミと評判

動物病院の治療と併用して与えています

ストレスや体質から非常に胃腸が弱く、頻繁に下痢をしてしまいます。大型犬なので、下痢となると室内が大変な事になってしまいます。症状がある場合が処方薬を飲ませますが、日ごろから体質を改善出来ればと思い、動物病院で購入し与えています。

遺伝病対策にあたえています

親子3代で飼っていますが、親たちは皆同じ結石の症状を発症しているので、動物病院で相談し、発症予防のためにあたえています。一般的なドッグフードを食べているときよりも、飲水量が増えているので、病気予防になればと期待しています。

過度な肥満対策として

もともと太りやすい犬種ではあるのですが、気が付けばもう危険値と言われるほどの肥満になってしまいました。市販のダイエット用フードは、栄養素がないカスのような原材料で低カロリーにしていると聞き、健康のためにも動物病院で扱っているこの製品を購入しています

スペシフィックドックフードの評価

病気になった愛犬の食事のことで迷ったら、まず動物病院へ相談をしましょう。そのうえで、獣医師に療養食として適しているかどうかをしっかりと判断してもらい、適切だと判断された場合に初めて使用できるドッグフードです。

メーカーと獣医師の双方のお墨付きとなれば、本当に安心と言えるでしょう。ただし、酸化防止剤にBHA、BHTを使用しているという点は、評価としてはマイナスです。最小限しか使用してないとはいえ、危険性があるとされている原材料ですので、気になる飼い主さんは避けておきたいところです。

とはいえ、療養食ですので病気が治れば、元の食事に戻すことができます。BHAやBHTをずっと食べ続けるとなると少し心配ですが、治療中の一時的なものですので、病気を治すことを優先したい場合には、あまり気にせずに使用してください。

最近では一部のネットショップでも扱いがあるようですが、スペシフィックのドッグフードは、疾患対策用の特別な製品です。動物病院で獣医師と相談の上、製品を選ぶ、給餌量を決めなくてはいけません。与え方などを自分で判断せずに必ず動物病院で相談をしたうえで活用しましょう。

ちなみに、療養食ではなくプレミアムドッグフードとして、子犬用(CPW)と成犬用(CXW)がラインナップされています。これらのドッグフードは病気になっていない健康な犬でも食べることができます。こちらはウェットタイプで酸化防止剤が入っていません。

この2種類は獣医師の判断なしで、普通のウェットタイプのドッグフードと同じように与えることができますので、安心して利用してください。

以上が、デンマーク生まれの自然派疾患対策ドッグフード「スペシフィック」に関する評価です。