フレンチブルドッグにおすすめのドッグフード

無駄吠えが少なく、運動量が少ないことで人気のあるフレンチブルドッグ。とても愛情深く、いつも家族と一緒に過ごしたがるワンちゃんでもありますが、短頭種であるため健康管理には気を使ってあげなくてはいけない犬種であることは、意外と知られていません。

ただし、かかりやすい病気やケガの多くは、フレンチブルドッグに適したドッグフードを与えることで回避できます。反対に適してないドッグフードを与えてしまうと病気のリスクが高まってしまいますので、最適なドッグフードをきちんと選んであげたいところです。

ここではそんなフレンチブルドッグの健康を守るために、どのようなドッグフードを与えるべきかについてご紹介します。

フレンチブルドッグの食事に求めること

フレンチブルドッグのドッグフードを選ぶためには、まずどのような病気にかかりやすいのか、どのような身体的なトラブルを抱えているのかを把握する必要があります。フレンチブルドッグがかかりやすい病気には次のようなものが挙げられます。

  • 夏バテ
  • 皮膚トラブル
  • 水頭症
  • 眼瞼内反症
  • 鼻腔狭窄
  • 軟口蓋過長症
  • 膝蓋骨脱臼

これらのすべてを食事で改善することはできませんが、適切なドッグフードを選ぶことができれば夏バテや皮膚トラブル、そして膝蓋骨脱臼はそれほど深刻な状態にならずに済みます。そのためにフレンチブルドッグの食事に求めることは次の3点です。

  • 食いつきがよく喜んで食べる
  • 消化吸収しやすい原材料で作られている
  • 体づくりのベースとなる食材を使っている

短頭種ゆえに熱中症になりやすいフレンチブルドッグは、夏場に食欲が落ちてしまい夏バテになりやすいという特徴があります。エアコンで室温管理をするのはもちろんですが、ちょっと元気がないなというときでも、しっかり食べてくれる、食いつきのいいドッグフードを選ぶようにしましょう。

また、皮膚トラブルの多くは消化吸収できなかった食べ物が、老廃物として体内の残ってしまい、それらが血液の流れを阻害することによって起きています。皮膚トラブルを起こさないようにするには、消化吸収しやすい原材料で作られていることが重要なポイントになります。

膝蓋骨脱臼は先天性の問題が大きいのですが、筋肉や骨がしっかりしていれば、ある程度は防ぐことができます。そういう意味では、強い筋肉と強い骨を作ることを意識した食材を使ったドッグフードがおすすめです。

ドッグフード選びの基本となる4つのポイント

フレンチブルドッグのドッグフードに求めることが分かっても、具体的にどのようなドッグフードを選べばいいのか、栄養学の知識がないと判断できませんよね。ここでは、フレンチブルドッグの健康維持を期待できる4つのポイントをご紹介します。

  • カロリーの高いドッグフードと低いドッグフードを使い分ける
  • グレインフリーで穀物を使っていない
  • 合成添加物不使用であること
  • タンパク質の割合が25%前後であること

これらの条件を満たすようなドッグフードなんて、見たこともない飼い主さんもいるかもしれません。このようなドッグフードはスーパーやホームセンターではほとんど見かけず、こだわりのドッグフードを置いているペットショップや、ネットショップなどでしか購入できません。

なぜこの4つのポイントが基本となるのか、その理由について詳しく見ていきましょう。

カロリーの高いドッグフードと低いドッグフードを使い分ける

熱中症にまでならないにしても、どうしても夏場に食欲が落ちがちなフレンチブルドッグ。食べる量が減るのであれば、高カロリーでしっかりとエネルギーを摂れるドッグフードがおすすめです。100gあたり400kcal前後のドッグフードを選びましょう。

ただし、通常時は食欲旺盛になってしまうワンちゃんもいますので、その場合はカロリーが低めのドッグフードを選ぶなどしてバランスをとるようにしましょう。食欲の有無に合わせて、最適なカロリーのドッグフードを選びましょう。

グレインフリーで穀物を使っていない

ドッグフードに含まれている穀物が、皮膚トラブルの原因のひとつだと言われています。犬はそもそも肉食だということもあり、穀物の消化吸収が苦手で、大量の穀物を与えると老廃物として体の溜まってしまいます。適量なら問題ありませんが、その量を見極めるのが難しいので、最初からグレインフリーのドッグフードを選んでください。

グレインフリーに切り替えただけで、肌トラブルが改善されたという例もありますので、皮膚のコンディションを保つためにも、肌の弱いフレンチブルドッグには、穀物はできるだけ与えないようにしてください。

合成添加物不使用であること

皮膚トラブルの原因となるのは穀物だけではありません。化学添加物も消化吸収できないため、使い続けると血流を悪くしてしまう可能性があります。しかも化学添加物の多くは発がん性があるため、健康面でも与えないのがベストです。

化学添加物に関しても、少量なら問題ないという考え方もありますが、含まれていないほうが安全ならそちらを選びたいですよね。合成添加物だけでなく、合成着色料も使われていない、無添加無着色のドッグフードを選びましょう。

タンパク質の割合が25%前後であること

強い骨、強い筋肉を作るためには、タンパク質をしっかり摂る必要があります。総合栄養食の基準としては18%以上のタンパク質が含まれていればいいとなっていますが、それは必要最低限の量でしかありません。できるだけ25%前後、少なくとも20%以上の割合でタンパク質が含まれているドッグフードを購入してください。

ただし、タンパク質ならなんでも良いというわけではありません。大豆などの植物性タンパク質は穀物同様にうまく消化吸収できませんので、良質な肉や魚をベースに作られたドッグフードの中から最適なものを食べさせてください。

成長ステージに合わせたフードの選び方

ここまでご紹介したのは、成犬のフレンチブルドッグに与えるドッグフードについての選び方です。子犬や老犬といった成長ステージにあるワンちゃんの場合には、成犬用のドッグフードとは分けて考える必要があります。

ここでは、子犬と老犬それぞれのフード選びのポイントについて詳しくご紹介します。

子犬のフードを選ぶときのポイント

フレンチブルドッグの子犬は、下痢をしやすいという特徴があります。腸内環境を整えてあげないと、この下痢は何度も再発しますので、乳酸菌や食物繊維が多く含まれたドッグフードを選んであげましょう。

また、成長期にありますのでカロリーや栄養成分は成犬よりも多く与えなくてはいけません。ただ、内臓が成長しきっていませんので、大量に食べることができず、食べ過ぎも下痢を招いてしまいます。少量でも栄養価の高いドッグフードを与えてください。

また、この時期に骨と筋肉の基礎ができますので、タンパク質がとても重要です。タンパク質の割合が高く、さらに原材料にこだわったドッグフードであることが重要です。肉副産物に肉骨粉などを使ったドッグフードは避けるようにしてください。

老犬のフードを選ぶときのポイント

もともと運動量の多くないフレンチブルドッグですが、老犬になるとさらに運動をしなくなります。このため、高カロリーなドッグフードを選ぶと、あっという間に肥満犬になってしまいますので、運動量が減ってきたら、カロリーの低いドッグフードに切り替えましょう。

単純に食べる量を減らしてしまうと、タンパク質が不足します。そうなると筋力が低下して、さらに運動を嫌がるようになります。年齢相応の筋力を保つためにも、タンパク質の量は減らさないようにしてください。

また、食欲にムラが出るのも老犬の特徴です。しっかり食べる日もあれば、ほとんど残してしまう日もあります。残してもあまり神経質にならないようにしましょう。あまりにも栄養が足りていないようであれば、サプリメントなどで補ってあげましょう。

フレンチブルドッグにおすすめのドッグフード3選

ここまでの説明で、フレンチブルドッグにどのようなドッグフードを与えればいいのか理解できたかと思います。でも、いざお店に行ったり、ネットショップで探したりすると、ドッグフードの種類が多すぎて、本当に適しているのがどれなのか判断がつかなくて、選べない飼い主さんもいるかと思います。

ここではそんな飼い主さんのために、フレンチブルドッグの健康を守るために最適なドッグフードを3種類ご紹介します。

食欲アップが期待できるドッグフード「カナガンドッグフード」

カナガンドッグフードは、ペット先進国であるイギリス産のプレミアムドッグフードです。原材料の60%が動物性原材料で、栄養価がとても高いという特徴があります。

・従来のドッグフードよりも肉の配合比率が高め(粗タンパク質33%)
・グレインフリー
・人工添加物不使用
・約361.25kcal(100gあたり)

原材料の半分がチキン(骨抜きチキン生肉26%、乾燥チキン25%)と、良質なタンパク質を多く含んでいるのがカナガンドッグフードの魅力です。チキンですので脂質が少なく、カロリーも控えめですので、食欲旺盛なときのドッグフードとして最適です。

もちろんグレインフリーで、人工添加物を使っていません。このため皮膚トラブルリスクもかなり低いドッグフードです。食べやすい小粒タイプであり、食いつきのよさにも定評がありますので、食欲にムラのある老犬にも適しています。

パグの健康維持のための条件をすべて満たした「モグワンドッグフード」

モグワンドッグフードもイギリスのドッグフードで、鶏肉とサーモンをベースとした低カロリー高たんぱく質のドッグフードです。

・動物性タンパク質50%以上(粗タンパク質28%)
・グレインフリー
・着色料、香料、人工添加物不使用
・グルコサミンとコンドロイチン配合
・約344kcal(100gあたり)

粗タンパク質はカナガンドッグフードほどではありませんが、それでも一般的なドッグフードよりも高い割合で含まれています。それも動物性タンパク質が50%以上かつグレインフリーですので、消化吸収しやすく皮膚トラブルになりにくいドッグフードです。

100gあたりのカロリーも低く、グルコサミンやコンドロイチンを配合していますので、老犬になって関節トラブルを抱えているフレンチブルドッグにも適しています。もちろん原材料にもこだわっていますので、安心して愛犬に食べさせることができます。

天然の栄養素をそのまま吸収できる「ネイチャーズバラエティ インスティンク」

ネイチャーズバラエティのインスティンクトは、アメリカで作られたドッグフードです。フリーズドライした生肉をそのまま使うなど、天然の栄養素を与えることにこだわって作られています。

・粗タンパク質38%以上配合
・フリーズドライ生肉を使用
・クランベリー配合で尿路疾患予防ができる
・BHA、BHT、エトキシキン不使用
・約393kcal(100gあたり)
※値はすべてインスティンクト オリジナル チキン フォーミュ

こちらは高カロリー高タンパク質のドッグフードですので、成長期や夏バテになって食欲が落ちているときに適しています。粗タンパク質は38%もありますので、運動量の少ないフレンチブルドッグでも強い筋肉と強い骨を作ることができます。

さらに生肉そのものを使っていますので、嗜好性が高いのもネイチャーズバラエティの特徴です。もちろんグレインフリーで、BHAやBHT、エトキシキンといった危険な酸化防止剤も使用していません。食の安全もしっかり考えられている魅力的なドッグフードのひとつです。