いなばペットフード【とろみの評判】主食ではなく食欲不振やごほうびに

いなばといえば、人間用の缶詰メーカーとしてとても有名ですが、実はペットフードにも力を入れているメーカーです。そもそもはいなばのペットフード専門部門として、ペットフードの開発や製造を行っていましたが、そこからいなばペットフードとして独立しています。

いなばペットフードは猫用の缶詰で有名となり、今もペットショップでは犬よりも猫用製品の品揃えが豊富です。いなばの主力製品がツナ缶でしたので、魚の缶詰を得意としていることがその理由ですが、現在は魚以外にも様々な缶詰を取り扱いがあり、犬用の缶詰の製造も行っています。

ドッグフードとして缶詰を与えることには賛否両論あり、特にその原材料の安全性についてはしばしば話題になります。そんな缶詰のドッグフードですが、わたしたちが普段食べている缶詰と同等のクオリティで生産されているいなばペットフードの缶詰であれば、安心して与えることができます。

しかも価格も手ごろで、ペットショップやスーパーなどで手軽に購入できることもあり、多くの飼い主さんが好んで使っているドッグフードでもあります。

とろみの成分と原材料

風味豊かな「いなばとろみ」とりささみ・野菜入り味の原材料は下記の通りです。

原産国日本

賞味期限3年

原材料鶏肉、まぐろ、ほたてエキス、糖類(オリゴ糖等)、植物性油脂、増粘剤(加工でん粉)、ミネラル類、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、ビタミンE、紅麹色素、緑茶エキス、カロテノイド色素
成分タ粗たん白質6.5%以上
粗脂肪0.2%以上
粗繊維0.1%以下
粗灰分1.0%以下
水分92.0%以下
給与方法
取扱業者いなばペットフード

原材料を見る限り、取り立てて危険度の高い成分は見当たりませんが、缶詰ですから多少の添加物はどうしても含まれてしまいます。あえて気になる点を挙げるとするなら、増粘剤(加工デンプン)、増粘多糖類を使っていることですが、使用を控える程ではありません。

また、加熱調理済の食材である野菜がとても発色がいい状態で混ぜ込まれている上に、型崩れもしていないのが不自然ではあります。これだけきれいな状態になっているのは、犬のためではなく飼い主さんへのアピールのように感じます。

多くの飼い主さんがドッグフードを見た目で選んでいるため、どうしてもそのような加工をしてしまうのでしょうが、安全性だけを重視するなら、人間の視覚へのアピールは不要なようにも思えます。ワンちゃんは好き嫌いを見た目では判断しないのに、鮮やかな野菜を使っているというのは少し気になります。

国産?中国産?

いなばの製品のパッケージを確認すると、中国産と記載されているものもあります。国内メーカーの製品だから国産だと思い、安心して購入した飼い主さんは困惑してしまいますよね。でも、いなばの中国生産はいなば直営の自社工場です。

どこかの工場に依頼して作っているのであれば不安ですが、自社工場ですので安全への取組姿勢は国内工場と変わりません。きちんとした生産体制が整っていることや、管理体制を厳重にしていることなど、HPなどで情報公開を積極的に行っています。

食の安全を守るための「ISO22000」も取得し、食材はすべて日系企業から仕入れるなど、安全には徹底してこだわっています。中国産の製品であっても、極端に値段が安いわけではないことからも、いい食材を使っていることが分かります。

なにより、人間用の食品とのイメージの兼ね合いもあるので、ペットだからといって粗悪な食材を使うことは考えられません。ちなみにドッグフードの缶詰はすべて国内生産です。安心と分かっていても中国産を避けたいという飼い主さんでも、気にすることなく使うことができます。

与え方に注意

いなばペットフード「とろみ」は総合栄養食ではなく一般食です。このため、とろみだけでは健康を維持するために必要な栄養成分をすべて補うことはできません。ドライフードのトッピングや、手作りフードの補助的な使い方をするものですので、いくら安全だからといって、こればかりを与えないように注意してください。

また、トッピングで与えるときには、きちんと缶詰のカロリーも考慮して、カロリーオーバーにならないように気をつけましょう。缶詰ですので、使い切りたいと思うかもしれませんが、そうすると総合栄養食であるドライフードの量を減らさなくてはいけなくなります。

そうなると、今度は栄養バランスが崩れてしまいます。そういう意味では缶詰は与え方が難しいドライフードです。ペットの栄養学について自信がないという飼い主さんは、常食として使うのではなく、食欲が落ちているときや、ごほうびなどで活用することをおすすめします。

とろみの口コミ

いなばとろみ ドッグフードを実際にあたえた方の感想、評判は

  • 歯の悪いシニア犬のご飯に活用しています

    硬いものが食べられなくなり、缶詰を探している中で、最終的にこの製品にたどり着きました。とろみがあるので、スプーンに乗せ口元へ運んであげると食べやすいようです。

  • 食が細いので、味をローテーションしながらトッピングしています

    ドライフードだけではなかなか食が進まないので、毎食何かトッピングをしています。
    缶詰は添加物や素材の安全性など心配な面もあるのですが、いなばという有名なメーカーの製品であり、信用できる製品だと思うので安心して使っています。

いなばとろみの評価

いなばペットフード「とろみ」についての原材料、製法、利用者の口コミなどからの総合評価

いなばペットフード「とろみ」はドライフードだけではなかなか食が進まない、好き嫌いがあって缶詰しか食べない、シニアになり食べやすい食事を用意したいという場合に、おすすめできるドッグフードです。

この製品の特長でもある「とろみ」はドライフードにトッピングした時に、適度にドライフードにからみますので、缶詰だけを拾い食べるのが難しいというのもおすすめしたい理由のひとつです。結果的にはドライフードも一緒に完食させることができるので、大変人気の商品です。

また、シニアや病中病後で固形物を食べる事が難しい場合や、離乳直後で固形物を食べることが苦手な場合には、この製品をさらに細かく砕き与えると、とろみがあるのでとても食べやすくて食いつきが良くなることもあります。

ただし、口の周りの被毛を長めに伸ばしている場合、若干ですが食後に口の周りの汚れが気になってしまうことが残念です。とはいえ他の缶詰でも、ドライフードと比べれば汚れてしまいますので、それほど気にする必要はありません。

とても入手性も高く、使い勝手のいい缶詰ですので、しっかり食べてもらいたいときに試してもらいたいドッグフードです。賞味期限も3年ありますので、災害時のドッグフードとして保管しておくのにも適していますので、いくつか常備しておくといいかもしれません。

以上が、国産メーカーの作るとろみ感が特徴のドッグフード「いなばとろみ」に関する評価です。