犬が陰部をしきりに舐める場合に考えられる原因と考えられる病気

犬が陰部をなめる場合、オスとメスではそれぞれ違う原因が考えられる。

そして、それらが正常な犬が取る行動の時と、病気などの原因によって引き起こされたカラダの変化を確認している作業の時である可能性がある。

原因
  • オシッコ後の手入れ、
  • 発情期の分泌物、
  • オリモノ、
  • 湿疹、
  • 尿漏れ、
  • 精神的なもの、
可能性のある疾患
  • 子宮蓄膿症、
  • 外陰部の炎症、
  • 膣炎、
  • 包皮炎、
  • 尿漏れ、

メス陰部をしきりに舐める場合

まず発情期かどうかを気にかけたい。生理出血やオリモノをなめてキレイにするのは自然な行為。

また、発情期ではなくても湿疹になりやすい個所ではあるので、かゆくてなめている場合もある。

オスが陰部をしきりに舐める場合

オスの場合も、先端に白いものやウミがついている程度なら問題ない。

また、勃起後に分泌物が残って、それを犬が気にしてなめるのも当たり前の行為だ。

逆に飼い主が気にしすぎて過剰に拭いたりすることで、病気を招くこともある・チョンチョンと、優しく拭くことを心がけよう。

飼い主がかまってしまうのも原因の一つ

陰部をなめるという行為に飼い主が過剰に反応するのも、実はこの行為の原因のひとつ。

例えばお客さんの前で犬が陰部をなめていたら、飼い主の大半は犬に意識を向けるだろう。すると犬は陰部をなめるⅡ飼い主にかまってもらえると学習するのだ。そして、何も異常はないのに、なめるのがクセになってしまうというわけだ。

犬がじやれてマウンティングを始めた時も同様。確かにお客さんの前でやってほしい行為ではないが、勃起は単純に興奮した証、マウンティングは犬からしたらただの遊び・やり始めたら知らんぷり、これが一番なのだ。

あきらかにおかしい場合は病気の可能性もある

オスもメスも、生殖器の病気の中には生死にかかわる病気も存在する。

また過剰になめることで、炎症を悪化させる場合もある。

陰部の色がおかしかったり、大量なオリモノやウミが出ていたり、異常なにおいがしたりと、明らかな異変がある場合はすぐに獣医師へ。

お尻をこすりつけて歩くようなそぶりを見せたら、まずは肛門をチェック。寄生虫がついていたり、肛門の皮層や肛門裏に炎症を起こしていないか、腫れたり、赤くなっていないかを調べよう。