マルチーズに合うおすすめドッグフード【涙やけに効果的】

1968年から1984年までの15年間、ずっと日本での登録数1位だったマルチーズ。3000年以上も人間と暮らしてきた犬ということで、飼い主に従順でとても飼いやすいのが高い人気の理由として挙げられます。

ただし、マルタ島という狭い地域で繁殖されたこともあり、遺伝的にかかりやすい病気の多いワンちゃんでもありますとはいえ、人間と同じように病気の多くは食生活を改善することで発症リスクを抑えることができます。

ここではそんなマルチーズの健康を維持するために、食事で気をつけるポイントと最適なドッグフードの選び方をご紹介します。

マルチーズの食事に求めること

マルチーズのかかりやすい病気としては「水頭症・外耳炎・低血糖症・膝蓋骨脱臼・僧帽弁閉鎖不全症・歯周病……」などなど他の犬種と比べるとかなり多種多様です。とはいえ、病弱な犬かというとそうでもありません。きちんと飼い主さんがケアしてあげれば、病気になることなく寿命をまっとうするマルチーズも珍しくありません。

飼い主さんができるケアはいくつかありますが、最も重要なのが食事です。食事のケアと言っても、何もドッグフードに薬を混ぜたりするわけではなく、マルチーズに適した栄養バランスの優れた安全性の高い食事を与えるだけです。

ただ、初めてマルチーズを飼うという人は、どのようなドッグフードが栄養バランスに優れていて、どのようなドッグフードが安全なのか分かりませんよね。それどころか、ドッグフードなんてどれも同じだと思っているかもしれません。

マルチーズの健康を守るために意識してもらいたいことは次の3点です。

  • 消化吸収しやすく内臓に負担をかけない
  • 栄養がきちんと体の末端にまで行き届く
  • 強い筋肉と強い骨を作るためのベースとなる

まず、大事なのはマルチーズがきちんと消化吸収できる食べ物を与えるということです。ドッグフードだから消化吸収できるように作られていると思われがちですが、多くのドッグフードが見た目の栄養バランスだけ良くして、その実は消化吸収しづらく内臓に負担をかけるものになっています。

内臓に負担がかかると、吸収しきれなかった食べ物が老廃物として体に溜まります。犬はその老廃物を便だけでなく皮膚からも排泄するために血液を通じて、皮膚に届けようとするのですが、老廃物が血管を詰まらせてしまうことがあります。マルチーズによくある涙やけも、この老廃物が影響しています。

そうなると、皮膚や被毛などまで栄養が届かなくなってしまいます。このため老廃物を発生させないことも大切ですが、それと同時に詰まりにくいサラサラな血液にすることも必要です。マルチーズの食事では、そのようなサラサラな血液にするための栄養成分も積極的に与えましょう。

マルチーズはあまり運動が必要ないこともあって、筋肉も骨も強くありません。しかも小型犬ということもあって、脱臼や骨折がたびたび起こります。これらを防ぐには筋肉と骨を強化する必要があります。そのために筋肉と骨の原材料となるタンパク質を多く与える必要があります。

ドッグフード選びの基本となる4つのポイント

マルチーズの健康を維持するために、どのような食事をするべきか分かったところで、次に具体的なドッグフード選びについてご紹介します。病気にかかりにくくするために、マルチーズのドッグフードには次のポイントを意識して選んであげましょう。

  • 穀物不使用のグレインフリーである
  • 人工添加物不使用
  • EPAとオメガ3脂肪酸が含まれている
  • タンパク質の割合が高い(25%以上)

これまで何気なくドッグフードを選んでた人にしてみれば、「こんなにも気をつけるの?」と驚くかもしれません。そして手元にあるドッグフードを見て、ひとつも該当していないことに対してさらに驚くことになるかと思います。

なぜ、この4点を意識しなければいけないのか、それぞれ詳しく見ていきましょう。

穀物不使用のグレインフリーである

市販されているドッグフードのほとんどに穀物が使われています。格安のドッグフードですと、主原料が穀物になっているはずです。穀物の割合が多いほどドッグフードを安く作れるというのがその理由です。原材料として穀物は肉よりも圧倒的に安く入手できます。

ところが、犬はそもそも肉食動物ですので、穀物をうまく消化吸収できません。いくら穀物に栄養がいっぱい含まれていても、体に取り込めないのでは意味がありませんよね。それどころか、消化吸収できなかった残りが老廃物として体に溜まります。

その結果、血管などを詰まらせてしまうことについてはすでに説明しました。グレインフリーにするだけで涙やけが治ったという事例もあります。マルチーズの涙やけが気になる飼い主さんは、まずはグレインフリーのドッグフードに切り替えてみましょう。

人工添加物不使用

穀物と同じように人工添加物も、市販されているドッグフードのほとんどに含まれています。もっとも人工添加物だけなら私たちが口にする食べ物にも含まれています。賞味期限を延ばすことができますし、ドッグフードの食いつきをよくすることもできます。

そう聞くと、そんなに悪いものではないと感じるかもしれませんが、ドッグフードの人工添加物には、人間の食べ物に使ってはいけないとされている危険な人工添加物も使われています。これでは安心して愛犬に与えることはできませんよね。

さらに犬は人工添加物を消化吸収できませんので、穀物同様に摂取すると老廃物として体のあちこちで悪さをします。人工添加物は売る側にメリットがあっても、犬の健康にはひとつもメリットがありません。ドッグフードには人工添加物不使用のものを選びましょう。

EPAとオメガ3脂肪酸が含まれている

どれだけ老廃物を溜めないようにとしても運動量の少ないマルチーズの場合、どうしてもある程度の老廃物の発生は避けられません。このため、血液がサラサラになる成分が含まれているドッグフードを選びましょう。

血液をサラサラにすると言っても、決して特別な食べ物を与えるわけではありません。ドッグフードの原材料に魚やフィッシュオイルを配合したドッグフードを選んでください。それらに含まれるEPAやオメガ3脂肪酸が血液の健康状態を守ってくれます。

タンパク質の割合が高い(25%以上)

総合栄養食である成犬用ドライフードには、18%以上の割合でタンパク質を含まなくてはいけないと規定されています。子犬や妊娠中、授乳中の犬の場合は22%以上です。これはすべての栄養成分の中で最も多い量です。

これくらい犬にとってタンパク質は重要ですが、18%も22%も最低限の数字であって、犬が本来食べる食事としては30%前後、少なくとも25%以上は含まれているのが理想です。それも、新鮮な動物性タンパク質を多く使っているものが理想です。

動物性タンパク質といっても病気にかかった動物の肉や、死んだ動物の肉を使った4Dと呼ばれるものや、人間が食べない部分を使ったミートミールや肉副産物など、安全性が疑問視されるような食材を使ったドッグフードは避けましょう。

成長ステージに合わせたフードの選び方

ここまでの説明は、成犬のマルチーズ向けに行ってきましたが、子犬や老犬といった成長ステージごとにも注意したいポイントがあります。それぞれどこに気をつけてドッグフードを選べばいいのか見ていきましょう

子犬のフードを選ぶときのポイント

マルチーズの子犬で気をつけたいのが低血糖症です。長時間食べられないと血液中の糖分濃度が低下して、痙攣を起こすようなこともあります。食欲が少し落ちただけでも低血糖症になりますので、食欲が落ちないように食いつきのいいドッグフードを選んであげましょう。

その上で、体づくりのこの時期には、タンパク質が多く含まれているドッグフードがおすすめです。タンパク質が筋肉や骨、被毛などを作りますので、成犬よりも多めにタンパク質を与えてください。さらには、強い体になるためにしっかり運動のできるだけのエネルギーも必要です。

子犬のマルチーズには、高カロリー高タンパク質のドッグフードを与えてください。子犬が可愛くてついついおやつを与えがちですが、しつけ以外でおやつは必要ありません。おやつをもらえると分かると食事を残すこともありますので、基本的にドッグフードだけを与えましょう。

老犬のフードを選ぶときのポイント

マルチーズはもともと運動量の多い犬ではありませんが、高齢になってくるとさらに運動をしなくなります。そうなったときに同じだけ食べていると、体はどんどん太ってしまいます。同じ量を食べるようでしたら、低カロリーのドッグフードを与えましょう。

ただ、食が細くなっていくマルチーズもいます。この場合は、むしろ高カロリーのドッグフードを与えなくてはいけません。同じマルチーズでもそれぞれ食べる量が違いますので、愛犬がどちらなのかを見極めて、太りすぎず痩せすぎない適切なカロリーを与えてください。

いずれの場合でも重要なのはタンパク質です。タンパク質だけは老犬になっても減らさないようにしましょう。不足するとあっという間に老化が進んでしまいます。また、関節痛などで運動をしなくなった場合は、グルコサミンやコンドロイチンなどが含まれているドッグフードがおすすめです。

マルチーズにおすすめのドッグフード3選

マルチーズに最適なドッグフードがどのようなものか、ここまでの内容で理解できたかと思います。ただ、実際にペットショップなどで、上記の条件を満たすドッグフードを選ぶのは思った以上に大変です。商品を比較しているうちによく分からなくなって、結局いつものドッグフードを買って帰るなんてことになりかねません。

そのため、ここでは市販されているドッグフードのうち、マルチーズに最適なものを3種類ご紹介します。それぞれ特徴が違いますので、愛犬に合いそうなドッグフードを試してみましょう。

グルコサミンとコンドロイチン配合の「モグワンドッグフード」

モグワンドッグフードはイギリス生まれのドッグフードです。とても安全性が高いドッグフードで、マルチーズに最適なドッグフードの条件をすべて満たしています。
  • 動物性タンパク質50%以上(粗タンパク質28%)
  • グレインフリー
  • 着色料、香料、人工添加物不使用
  • グルコサミンとコンドロイチン配合
  • オメガ3脂肪酸:1.29%

ペット先進国のイギリスのドッグフードらしく、グレインフリーはもちろんのこと人工添加物は一切使っていません。メインの原材料は鶏肉とサーモンで、動物性タンパク質の多さだけでなく、血液がサラサラになるEPAやオメガ3脂肪酸をきちんと含んでいるバランスのいいドッグフードです。

グルコサミンやコンドロイチンを含んでいますので、脱臼を繰り返して関節が常に炎症を起こしているマルチーズにも適しています。カロリーがやや少なめですので、関節痛で運動量の落ちた老犬のマルチーズにもおすすめです。

食欲を落とさないためのドッグフード「カナガンドッグフード」

カナガンドッグフードもペット先進国であるイギリスで作られたドッグフードです。イギリス国内でも高い人気を誇り、エリザベス女王に表彰されたこともあります。
  • 従来のドッグフードよりも肉の配合比率が高め(粗タンパク質33%)
  • グレインフリー
  • 人工添加物不使用
  • オメガ3脂肪酸:0.9%

カナガンドッグフード最大の魅力は、食いつきの良さにあります。缶詰やおやつしか食べなかった犬でも、きっちり完食してくれたという報告もあり、低血糖症になりがちなマルチーズにとても向いています。毎食しっかり食べてくれれば、マルチーズの低血糖症を回避できます。

他の2種類のように魚が原材料に含まれていませんが、サーモンオイルを配合していますので、血液がサラサラになる効果も期待できます。愛犬の食が細くて心配だという飼い主さんは、カナガンドッグフードを試してみましょう。

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涙やけ対策に最適「オリジンドッグフード」

プレミアムドッグフードの多くがヨーロッパのものですが、オリジンドッグフードはアメリカで作られ、地元産の新鮮な食材にこだわったドッグフードです。
  • 生物学的に適正なたんぱく質レベルを実現(タンパク質38%)
  • 穀類不使用
  • 成分中15%に果物と野菜を使用
  • サーモンオイル配合(6フィッシュ)
  • 低温調理・即日調理
  • オメガ3脂肪酸:2%

※値はすべてオリジン6フィッシュ

オリジンドッグフードにはいくつもの種類がありますが、涙やけで困っているという飼い主さんにおすすめしたいのが魚ベースの6フィッシュです。グレインフリーなのはもちろんですが、6種類の魚を使い、フィッシュオイルも配合していますので、EPAもオメガ3脂肪酸も豊富に含まれています。

タンパク質とカロリーがとても多く含まれているのも、オリジンドッグフードの魅力のひとつです。これだけ高カロリー高タンパク質ですので、成長期にある子犬のドッグフードとしてもおすすめします。