ミニチュア・シュナウザーの性格とおすすめのドッグフード

尿路結石を予防し、肥満を防ぐためには栄養バランスの整った食事が欠かせません。ホウレン草や小松菜にはシュウ酸が多く含まれていますので、手作り食の食材として使う場合には、頻度に注意したほうがよさそうです。

いくら栄養バランスの整ったドッグフードを食べさせていても、おやつにシュウ酸が多く含まれたものを与えていたら、ミネラルバランスは偏ってしまうことになるでしょう。体重管理も含めて、ミニチュア・シュナウザーは食に関して甘やかしてはいけない犬種なのです。

ミニチュア・シュナウザーに最適なドッグフードとは

  • 腎臓や肝臓に負担をかけやすい人工の添加物が使用されていない。
  • 犬にとって必要な栄養素の割合がタンパク質>脂質>炭水化物>ビタミン>ミネラルの順にきちんと調整されている。
  • 歯石の原因となる歯垢がつきにくい形状と固さ。

ミニチュア・シュナウザーは基本的には丈夫な犬ですが、尿路結石をこじらせてしまうと腎臓に大きなダメージを与えかねません。普段から栄養バランスの整った食事を心がけることで、生涯オシッコのトラブルとは無縁でいさせてあげたいものですね。

ミニチュア・シュナウザーはとてもおとなしく優しい性格で、抱っこをすると腕を回してしがみ付いてくるので、それがさらにミニチュア・シュナウザーの愛くるしさを強調させます。

そして、ミニチュア・シュナウザーの特徴といえば、長いまつ毛と髭を残して足元やお腹のラインに飾りを残したシュナウザーカットですよね。

あの特徴的なカットスタイルは、プラッキングと言って専用のナイフで被毛を抜いて作ったり、そこまで本格的にしない場合でもクリッピングと言ってバリカンを使って毛を短くしていきます。

しかし、これはあくまでも皮膚の状態が健康的な場合のみ適用できる方法であって、もし皮膚が弱い状態であればプラッキングやクリッピングは皮膚に大きな負担となってしまうので、トリミングをするにも違った方法を考えなければならなくなります。

■ミニチュア・シュナウザーのなりやすい皮膚疾患
ミニチュア・シュナウザーの皮膚は強くはなく、どちらかと言うと皮膚疾患を抱えやすい犬種です。バリカンやナイフといった皮膚に直接刃物を当てるカットスタイルなのに、皮膚疾患を抱えやすいのも問題ですよね。

皮膚疾患にもさまざまなものがありますが、特に次のような皮膚疾患がミニチュア・シュナウザーには多く見られるため、日頃から早期発見・予防ができるように注意しましょう。

・膿皮症
免疫力の低下によって常在菌が異常増殖し、強いかゆみや炎症を引き起こします。リング状のかさぶたのようなものができ、ひどい場合は脱毛も起こることがあります。

・アトピー性皮膚炎
皮膚のバリア機能の低下によって外部刺激に弱くなり、湿疹やかゆみ、フケ、脱毛などを引き起こします。外部刺激の種類として、ダニ・花粉・ハウスダスト・ホコリなどがあります。

・食物アレルギー性皮膚炎
小麦・とうもろこし・肉など特定のタンパク質にアレルギー反応を起こし、かゆみや下痢などアレルギー症状を引き起こします。

■ミニチュア・シュナウザーの皮膚を強くするためには食事が大事
皮膚トラブルを防ぎミニチュア・シュナウザーらしいカットスタイルを楽しむためには、皮膚の健康を欠かすことが出来ません。皮膚の健康を作り維持するためには、体を作るために必要な栄養素をしっかり取り入れる必要があります。

そのために大事になるのがドッグフードなのです。しかし、ドッグフードを与えていればなんでもいいわけではありません。

確かにドッグフード自体は栄養バランスが整っているため、ドッグフードと新鮮な水だけを与えていれば問題はないのですが、ドッグフードそのものの質が良いか悪いかによって体の状態は大きく変わってきます。

例えば人間の場合、質の悪いシャンプーを使うと髪はパサパサキシキシになってしまい、ドライヤー後も髪が広がってまとまらないですよね。

しかし、質の良いシャンプーだと使い心地も柔らかで洗い上がりも全然違いますし、まるで美容室帰りのようなまとまりのある髪に仕上がります。

それと同じでミニチュア・シュナウザーに質が悪い物を与えていると、たとえ栄養バランスは大丈夫だとしても皮膚や被毛の状態が悪くなり、免疫力の低下で皮膚病にもかかりやすくなります。

■ミニチュア・シュナウザーに合うおすすめのドッグフードと選び方
ミニチュア・シュナウザーはもともと皮膚が強くない犬種なので、与えるドッグフードもできるだけ体にいい物を選んであげたいですよね。また、皮膚のコンディションが良ければミニチュア・シュナウザーらしいカットスタイルも楽しむことができるため、どんなドッグフードを与えたらいいかをしっかり見極めましょう。

・良質な動物性タンパク質を使用
・グレインフリー(穀物類不使用)
・オメガ3脂肪酸の配合
・着色料や香料などの人工添加物不使用

これらのポイントをクリアしたドッグフードは高品質であることはもちろん、オメガ3脂肪酸を配合してあることで健やかな皮膚でいるためのサポートとして大きく働いてくれます。

また、このようにしっかりしたドッグフードは栄養の質も高いため、体の内側からの健康作りのためにも是非選んで欲しいものです。

■質の良いドッグフードは1kg1,000円以上が目安
ミニチュア・シュナウザーは肉食系の雑食なので、穀物類をメインとしたドッグフードだと消化器系に負担をかけてしまいますし、使われている原料も人間が口にできないような粗悪なものだと健康的な体を作ることが出来ません。

また、着色料や香料なども本来必要のないものであり、単純に飼い主の購買意欲を掻き立てる目的や、香りで食いつきを良くするためだけに使っているたけなので、健康面では正反対のものだと言えます。

そして、こうしたドッグフードはいずれも決して質の高い物とは言えず、それはドッグフードの値段となって現れてくるため、値段を見ればどの程度の質のものであるかは一目瞭然です。

目安としては1kgあたり500円や600円といった値段で買えてしまうようなドッグフードは、傷みかけた原料を使っていたり化学成分をたっぷり使ってコストを抑えているようなものがほとんどです。

しかし、原料にこだわって作られたドッグフードはそれだけ質もしっかりしているので、結果としてコストがかかり料金も1kgあたり1,000円以上になります。

■ドッグフードの値段よりも治療費の方が高くなる
単純に料金だけで比較すると、高品質なドッグフードは必要以上にお金がかかるように感じてしまい、どのドッグフードも栄養バランスが整っているならどれでもよさそうですよね。

しかし、そうして質の悪いドッグフードを与えていると先述したように体に負担がかかり、元気な体が作れず病気の発症率が高まっていきます。

とくにミニチュア・シュナウザーは皮膚トラブルを起こしやすい犬種なことから、膿皮症や脂漏症、フケや脱毛といったトラブルを起こしやすく治療が必要となります。

そうなると、結果的に通院費や薬などの治療費が多くなり、普段与えているドッグフード以上のお金が出ていくのは否めません。

また、これが内臓疾患になってくると長期治療はもちろん定期的な通院も必要になるため、そのことを考えると元気な体作りのために質の良いドッグフードを与えていた方がずっといいですよね。

ミニチュア・シュナウザーらしいカットスタイルを楽しんだり、大きな病気をせずいつまでも元気な姿でいてもらうためにも、今与えているドッグフードの質を一度見直してみましょう。