【犬の涙やけ・目やにの原因と治し方】ドッグフードでも改善される?

愛犬の涙やけに悩む飼い主さんは本当に多いですよね。
ホワイトやクリームカラー特有の悩みと思われがちな涙やけですが、実際にはブラックやブラウンなどの色の濃い犬も目立たないだけで涙やけを起こすことはあります。

淡い色の犬の場合、見た目的にとても気になる涙やけですが、実は体の中に原因がある場合が多く、目立たなくても注意が必要です。
気になる涙やけの原因と対策を解説していきます。

涙の流れと涙やけが出来る仕組みって?

涙は油分と一緒に目を乾燥から守るという大切な役割を果たしています。

通常であれば涙腺から出た涙はマイボーム線から出た油分と一緒に目の表面を覆い、目頭の内側にある涙小管から涙嚢(るいのう)→鼻涙管を通過して鼻へと排出されます。

涙やけは流涙症とも呼ぶ通り、何らかの理由で正常に涙が排出されずに目頭から鼻にかけて涙が溢れてしまいます。

この涙にはたんぱく質が含まれており、時間が経過するとともに涙で濡れた部分で雑菌、バクテリアが繁殖しあの赤茶色になってしまうのです。

雑菌やバクテリアが繁殖しているわけですから、時には犬が痒がったり、独特の臭いを発したりします。

涙やけはなぜ起きる?6つの原因

涙やけの原因は多岐に渡り、分かりづらいこそ多くの飼い主さんが悩んでいるのでしょう。

考えられる原因をご紹介します。

水分摂取量が少ない

犬は人間同様、体の多くを水分が占めています。

十分な水分を摂ることは体内の老廃物の排出を促します。

逆に水分接種量が少ないと涙がドロドロになるだけでなく、体内に老廃物を溜め込んでしまいます。

愛犬があまりお水を飲まない場合には食事のときにお水を一緒に入れたり、薄めたヤギミルクを与えるなどして水分接種量を調節してあげてください。

おしっこを我慢してしまう

外でしか排尿できない、緊張したり怖がったりして出かけ先で排尿できないなどの場合、犬はおしっこを長時間我慢してしまうことがあります。

排尿は水分接種と同じく体内の老廃物を排出する大事な役割を担っています。

普段から家の中のトイレシーツで排尿できるようにしておく、お散歩にこまめに連れていく、長時間のお出かけの際には愛犬が安心して排尿できる環境を意識してあげるなどして、我慢しなくていいようにしてあげましょう。

涙の通り道が詰まっている、生まれつき細い

前述したように涙腺から出た涙は涙小管から鼻まで排出されるようになっています。

この通り道のどこかが詰まってしまうと排出しきれなかった涙が溢れてしまいます。

特にトイ・プードルは生まれつき細いことが多く涙やけに悩まされることが多いです。

動物病院で鼻涙管洗浄をしてもらうことで改善されますが、多くはしばらくするとまた詰まってしまいます。

また生まれつき涙小管の入口となる涙点と呼ばれる穴が開いていないこともあります。

逆さまつげや眼瞼内反症

まつげが内側に入るように生えていたり、瞼が内側にめくれている眼瞼内反症(がんけんないはんしょう)の場合には目が常に刺激された状態となり、涙が多く生産されてしまいます。

この症状が長期的に続くと眼球にも良くないため、獣医さんに相談しましょう。

その他に目にトラブルを抱えている

特に目の大きいシーズーやパグといった犬種の場合、目のトラブルが多いです。

結膜炎や角膜炎、角膜潰瘍、緑内障、花粉や食物アレルギー、ドライアイなど様々ですが中には動物病院で診てもらう必要があるものもあります。

特に目ヤニの色が緑色や黄色、目ヤニが異常に多い場合には獣医さんへ行きましょう。

涙がドロドロ

涙がサラッとしていれば容易に排出されるはずが、ドロドロとしているために上手く排出されずに涙の通り道が詰まってしまう場合があります。

そのときの体調やストレス、日々食べるものによっても涙の状態は変化するため、愛犬にとってより良い生活環境と食事を整える必要があります。

こんなドッグフードが涙やけを引き起こす!

涙やけは涙に含まれるたんぱく質と不純物が原因となり、雑菌やバクテリアの繁殖を招いてしまいます。

小さい頃から涙やけに悩んでいてドッグフードは同じものを食べている、ドッグフードを変えたら急に涙やけがひどくなったといった場合にはドッグフードを見直す必要があるかもしれません。

人工添加物が含まれている

人工添加物は本来体にとって必要なものではなく、体内で不純物となり様々な不調を招く恐れがあります。

この不純物がドロドロの涙を招き、涙の通り道を詰まらせてしまうこともあります。

動物性たんぱく質が多すぎる

犬にとって動物性たんぱく質は非常に重要な栄養ですが、お肉中心のフードに更に茹でたお肉を乗せておやつはジャーキーを沢山!でも運動はあまりしない、といった食生活をしてしまってはたんぱく質が過剰になってしまいます。

過剰なたんぱく質接種は涙の中のたんぱく質に影響を及ぼす可能性もあります。

動物性たんぱく質が少ない、植物性たんぱく質が多い

逆に動物性たんぱく質が少なすぎる場合、かさ増しとして小麦や大豆、とうもろこしといった穀類を多く使用していることもあります。

犬にとって必要な動物性たんぱく質が足りず、消化器官にとっては負担になってしまうだけでなく、アレルギーを引き起こしたり涙をドロドロにしてしまう恐れもあります。

動物性たんぱく質や油脂の質が悪い

低価格や質の悪いドッグフードには嗜好性を上げるために油を吹き付けてコーティングしていたり、廃棄同然の肉を使用しているものも多くあります。

質の悪い油脂や動物性たんぱく質はドロドロの涙を招く原因にもなります。

涙やけ改善のためにも良いドッグフードを

愛犬の顔の印象を変えてしまうだけではなく、痒みや臭いの原因にもなってしまう涙やけ。

常に目元が痒い状態では愛犬も辛いですし、掻いたときに誤って目を傷つけてしまう恐れもあります。

犬にとって必要な食事は質の良い動物性たんぱく質、そして十分な水分です。

穀物や人工添加物が多く含まれるドッグフードは避け、愛犬の体質から改善していきましょう。

より良い食生活は涙やけの改善だけでなく、健康にも繋がりますよ。