アランズナチュラルドッグフード

見えないと思いますが、本当にミニチュア・シュナウザーです。被毛が白いため、ヒゲを長く伸ばしていたら汚れて茶色く染まってしまったため、もうずいぶん前にぶった切ってしまいました。それにあわせて長く伸ばしていた眉毛も短くしたら、すっかり犬種がわからない犬に……。

ナチュラルドッグフード

○ミニチュア・シュナウザー
○メス 8才
○体重5.5kg
○僧帽弁閉鎖不全症と診断され投薬治療を続けています

そんなミニチュア・シュナウザーに、イギリスが原産国のドッグフード「アランズナチュラルドッグフード」を試してみることにしました。

ドッグフードを変えることにした経緯

い毛の犬は涙やけで目の周囲が赤茶色に染まっている犬も多いですが、この子は6才頃までは涙やけとはまったく無縁の犬でした。

ところが6才を過ぎた頃からだんだんと目ヤニがでるようになり、そうこうしているうちに健康診断で心雑音があると診断されました。小型犬に多くみられる僧帽弁閉鎖不全症を発症していたのです。シニア期になると発症する犬が多いとは聞いていましたが、まさか自分の犬がかかるとは……。

以来、薬を欠かさない毎日が始まりました。僧帽弁閉鎖不全症は治らないそうですが、早期に発見できたおかげで投薬と多少の運動制限により、以前とほとんど変わらない生活を送ることができています。

ただ、目ヤニと涙やけに関しては、どんどん悪くなる一方でした。やはり血の巡りが悪くなったことで、内臓の活力が失われてしまったのかもしれません。

そこで、より栄養価が高く、なおかつお腹に優しい原材料だけで作られたドッグフードを探すことにしたのです。そして、いろいろ調べるうちに「アランズナチュラルドッグフード」に行き着きました。

アランズナチュラルドッグフードを試してみたいと思った理由

まず第一に考えたのは、肉類にラムが使われているフードを選んでみよう、ということでした。

これまではチキンがベースとなっているドッグフードを食べさせていたのですが、高タンパク質で低脂肪、そしてアレルギーの原因になりにくい肉類として、ラムには以前から注目していたからです。

しかし、なかなか「これだ!」と思えるラムベースのドッグフードが見つからなかったこともあり、ずっとチキンが原材料として使われているプレミアムフードを食べさせていました。

アランズナチュラルドッグフードに使われているラム肉は原材料の55%以上を占めるそうです。

しかも生ラム肉と堂々と記載されているということは、かなり原材料に自信があるのではないでしょうか。もちろん消化に悪いトウモロコシ、小麦、大豆などは含まれていませんし、人工の添加物や保存料なども使われていません。この品質ならお腹に優しく、そして必要なタンパク質がしっかりと摂取できるのではないかと期待したのです。

現在体重は5.5kgなのですが、これは僧帽弁閉鎖不全症と診断された後、獣医師の指導のもとに少し体重を増やした結果です。

心臓に疾患がある犬は体重が落ちやすいそうです。というのも、本来なら脂肪を分解してエネルギーに変えるはずが、心疾患の犬は血中の炎症性サイトカインが増え、エネルギーを得るために筋肉を分解してしまうからなのだとか。

つまり体重が落ちる=筋肉が落ちるということなので、良質の筋肉を作るもととなる動物性タンパク質を減らすわけにはいかないのです。その点から考えても、原材料の半分以上が良質のラム肉でできているアランズナチュラルドッグフードは、私が捜し求めているドッグフードの条件を満たしていると思いました。

アランズナチュラルドッグフードの粒やニオイは?

アランズナチュラルドッグフードはなんだか可愛らしい犬の足跡模様の袋に入っています。しっかりとした作りの袋にチャックが付いているため、開封後もぴっちりと閉じることができて便利です。

アランズナチュラルドッグフード

ミニチュア・シュナウザーの体重は5.5kgなので、袋に記載された給餌量を参照すると1日あたりはおよそ100gほどになるでしょうか。

しかし、運動制限をしていることもありますので、少なめから始めてみて、体重の変化により増減させたほうがよさそうです。消化吸収に優れているとのことなので、今までのドッグフードより少ない量でもいいのではないかと判断しました。

その結果、1日の総量を70gからスタートすることにしました。朝晩の2回に分けますので、写真に写っているのは1回分の量35gです。

NDFの粒は1cm×0.8cmぐらいの楕円形で、真ん中に小さな穴があいています。色はこげ茶色という感じでしょうか。手に持ってみても油っぽさはなく、器に盛っても油でギトギトすることはありません。

ニオイにも油っぽさはなく、ドッグフードらしいニオイにプラスして、なんとなく葉っぱの香りが混ざっているような……。

ドッグフードの中には開封したとたんにムワっと変なニオイがたちのぼるものもありますが、アランズナチュラルドッグフードのニオイにはまったく嫌な感じがありません。なんというか、ニオイそのものはとても地味な印象です。

アランズナチュラルドッグフードを食べさせてみました

ミニチュア・シュナウザーははっきり言って大食漢の犬種です。この子も例に漏れず食いしん坊で、食べ好みをする心配はまったくありませんでした。ラム肉がベースのドッグフードは、ニオイの違いからすぐに食いつかない犬もいるそうですが、案の定、なんのためらいもなく食器に顔を突っ込んでおいしそうに食べています。

どんなドッグフードもほぼ丸呑みで早食いしてしまうため、あっけないほどの短時間で食べきってしまいました。もっと咀嚼しているところを撮影したかったのですが、まったく顔を上げずに食べてしまうため、顔が全然映りません。

いつもは食べ終わった後しつこいぐらいに食器をなめるのですが、アランズナチュラルドッグフードはあまり食器にカスがつかないためか、「もうなくなっちゃったよ」という顔をしています。

2kg袋で1ヶ月以上をまかなうことができた

初日に1日の総量を70gでスタートし、1~2日ごとに体重をはかりつつドッグフードの量を増減した結果、33日で1袋を食べ終わりました。70gを数日食べさせていたら体重が増えたため、少しずつ減らしていき、結果的に2kg袋で1ヶ月以上もったことになります。

正直に言えば価格が安いとはいえないドッグフードではありますが、1日に食べさせる量が従来のドッグフードより少なくて済むことを考えたら、コスパは悪くないのかもしれません。

もちろんガンガン運動をしてたくさん食べる犬の場合はもっと減りが早いとは思いますが、少なくとも小型犬1匹が食べる分として、2kg袋はちょうどいいのではないでしょうか。これより多いと酸化防止剤などが使われていないため、開封後の酸化による品質劣化が気になります。

ウンチの様子は?

どんなに高品質なドッグフードでも、体質に合わなければ無理に続けさせることはできませんが、この1ヶ月のウンチの調子はとても良好でした。

もともとコロコロと固めのウンチをする子だったのですが、NDFを食べさせるようになってから、以前よりわずかにウンチが柔らかくなったように思います。これは下痢だとかお腹がゆるんだということではなく、排便しやすい固さになったようです。

ウンチのニオイについては、以前とは少し変化したように感じました。ラム肉のニオイなのでしょうか?今までに嗅いだことのない、独特のニオイがします。といってもお腹の調子を崩しているときの悪臭とは違い、心配するようなニオイではありません。

涙やけの状態は?

1ヶ月と少し食べさせたところですので、まだ涙やけがなくなった、とまではいかないようです。

しかし、以前は体調の悪そうな日には粘つくような目ヤニがベッタリと目頭についていたこともありますが、そういった状態がないということは、もしかしたら涙の質が改善されてきたのかもしれません。このまま食べさせていくと、半年ぐらいしたらすっきりとした目元を取り戻している可能性はあると思います。

被毛の状態や体臭の変化は?

お腹の調子が悪くなると連動するように耳の中が臭くなっていたのですが、耳を嗅いでみても嫌なニオイはしません。

また、白毛の宿命なのか皮膚が敏感なところもあるのですが、どこか特定の場所をかきむしるということもありませんでした。被毛についても脂っぽくなったとか、ツヤがなくなったというような変化は見られません。むしろフワっといい感じの手触りが続いています。

ラム肉パワーで涙やけを改善させたい

アレルギーになってしまったからドッグフードをラム肉ベースに変える、ということは、よくあることではないでしょうか。

しかし、うちの犬のように食物アレルギーがなくてもラム肉を使ったドッグフードの良さは充分に実感できるのだと感じました。

想像していたよりコスパも良かったですし、ミニチュア・シュナウザーにはこのままアランズナチュラルドッグフードを食べさせることで、涙やけを改善させていきたいです。