【パンパードペットの評判】原材料に不安があるドッグフード

パンパードペットは日本で市販されている海外製のプレミアムドッグフードの中でも、上位を競うほどに古い歴史を持つドッグフードです。ミニチュアダックスフンドが初めてペットショップの店頭に並んだ頃、チワワの爆発的なブームが起こる前から専門店で販売されている製品です。

当時は、良質なドッグフードや高価なドッグフードは「まずくて当たり前」「嗜好性が悪くて当たり前」と言われていました。添加物や動物性油脂が配合されていないのだから、味が落ちても仕方がないという認識が一般的でした。

ですが、このパンパードペットだけは、嗜好性が高く、喜んで食べてくれると話題になったほどです。輸入ドッグフードでありながら、日本のワンちゃんのために、日本の環境に合わせて作られているのもあり、とにかくよく食べてくれるドッグフードとして定着しています。

もちろん、食いつきのよさだけが評価されているのではなく、プレミアムドッグフードとしても高く評価されています。30年以上もそのような評価を受け続けているパンパードペットですが、実際に原材料や成分を見直したとき、本当に良質のドッグフードと言えるのか気になりますよね。

長い歴史があるだけに、良質だと思いこんでいるだけということも考えられます。ここでは、そのパンパードペットを原材料と成分、そして利用者の口コミや評判などをチェックして、本当のところ、おすすめできるドッグフードなのかどうかをご紹介していきます。

パンパードペットの成分と原材料

日本の環境を考え、無添加で作られた「パンパードペット」ドッグフードの原材料は下記の通りです。

名称
原産国アメリカ
賞味期限
原材料白身魚肉粉、米、とうもろこし、小麦、魚肉粉、鶏脂肪、ウイートブラン、乾燥ポテト、コーングルテンミール、ビートパルプ、醸造用酵母、乾燥全卵、フラックスシード、ケルプ(海藻)、ユッカ種抽出物、アボカドオイル、ビタミン類(塩化コリン、E、 B2、パントテン酸DLカルシウム、K、B12、ナイアシン、A、 B6、 D3、 葉酸、 B1、ビオチン)、ミネラル類(塩化ナトリウム、硫酸第一鉄、酸化亜鉛、ヨウ素酸カルシウム、酸化銅、酸化マンガン、亜セレン酸ナトリウム)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー、シトロン酸)
給与方法パッケージに記載あり
取扱業者ナモト貿易

安全性を重視してドッグフードを選ぶなら、無添加であること、AFFCOの栄養基準を満たした「総合栄養食」であることは最低限満たすべきポイントです。この2点に関してはクリアしていますので、粗悪なドッグフードではないことがパッケージからも分かります。

ただし、第一原材料が肉や魚といった分かりやすいものではなく、白身魚肉粉を使っている点に関してはあまり高く評価できません。白身魚といってもその種類は多く、深海魚のような私たちが口にすることのないような魚を使っている可能性もあります。

また、大豆は使用していませんが、とうもろこしや米、小麦といった穀物を多く使っている点も気になります。最近のプレミアムドッグフードはグレインフリーが主流であり、ワンちゃんが消化しにくい穀物を使わない傾向にあります。

パンパードペットは歴史のあるドッグフードですので、昔からの原材料や作り方を重視していることもあり、最近の製品とはペットフードのあり方からして違います。栄養バランスには優れていますが、原材料という点ではおすすめしにくい点がいくつか残っているのが、パンパードペットの特徴のひとつです。

日本の環境を考えたドッグフードの意味とは

パンパードペットは日本の環境を考えて、無添加で作られていますが、「日本の環境」とは具体的にどのような環境なのでしょう。それは、日本特有の高温多湿な気候と住環境を意味しています。

海外は比較的湿度が低いため、そのまま日本に持ってきて販売すると、パッケージの開封後に品質の劣化やカビの発生などが起きてしまいます。パンパードペットはそのような高温多湿環境での保存を考えて作られています。この点に関しては他のドッグフードよりも高く評価できます。

また、日本のワンちゃんの場合は、海外のワンちゃんのように自由に走り回れる環境がなく、散歩程度しかしないため、消費カロリーが低くなってしまいます。よく運動する海外のワンちゃん向けのドッグフードでは肥満になりやすいので、パンパードペットはその点も考慮されています。

あまり高カロリーになりすぎず、それでも1日に必要なだけの栄養をしっかり摂ることのできるドッグフードがパンパードペットというわけです。

パンパードペットドッグフードの評判

  • ブリーダーさんに進められて、与えています

    子犬をブリーダーさんから購入する際に、このドッグフードも併せて購入させていただきました。その後も切り替える事なく与えていますが、特に問題はありません。

  • よく食べるので与えています

    我が家の愛犬が好んで食べるので与えています。成分などはよくわかりませんが、飽きずに毎日食べてくれる事が何よりなので。

  • 大袋サイズがありがたい

    多頭飼いなので、大袋サイズのある製品を探して購入しています。この製品は他社にない16kgサイズがあるので重宝しています。通販でないと注文できないのですが、16kgの持ち帰りも大変なので、通販で問題ありません。

  • シンプルなパッケージがなんだか信頼のおける印象がしたので、購入してみました。

    ドッグフード自体がなんだか湿っているような感触でした。ドライフードではあるのですが、このような感触ははじめてです。

パンパードペットドッグフード評価

パンパードペットは専門店での取り扱いも減少傾向にあり、ネットショップでの購入が主流になっています。そのネットショップでも在庫切れが目立ちますので、欲しいときに買えないという状態になっています。これではメインのドッグフードとしては使いづらいですよね。

さらに通常のプレミアムフードよりはやや安いものの、使われている原材料を考えると、それに見合った価格とはいえません。無添加にしているため高くなるのは分かりますが、原材料の安全性が不透明ですので、無添加というだけでは評価は上がりません。

もちろん総合栄養食としての基準を満たしていますが、粉末や油脂を使って栄養のかさ増しをしているだけですので、数字の上では栄養バランスに優れていても、本質的な部分ではあまり魅力を感じません。

この製品の一般的な評価は、パンパードペットのドッグフードが日本で発売され始めた30年前の評価がベースになっています。牛や豚の飼料のあまりものや、人間の食事のあまりものを与えていた時代でしたから、栄養面に配慮した海外製のドッグフードは高い評価を得ていました。

ところが今は、ドッグフードに関する概念も大きく変化しています。ヒューマングレードの食材を使っているメーカーも増えて、無添加は当然のこと、グレインフリーにも対応しているドッグフードがいくつもあります。そのような状況の中でパンパードペットを使い続ける理由は見当たりません。

格安のドッグフードと比較すれば、まだ魅力はありますが、最新のプレミアムドッグフードと比べると劣る部分が多々あります。中途半端な位置づけにあるのがパンパードペットの現状です。どうせこだわるのであれば、もう少しお金を出して最高品質のプレミアムドッグフードを選んであげましょう。

以上が、日本の環境を考え作られた無添加ドッグフード「パンパードペット」に関する評価です。