柴犬におすすめのドッグフード

世界的に古い歴史があり、紀元前から日本人とともに暮らしてきたとされる柴犬。優秀な猟犬としてのDNAを備えていますので、飼い主に従順でとても賢くて飼いやすい犬種として、人気の高いワンちゃんでもあります。

柴犬はきれい好きで、あまり病気にかからないというのも人気の理由として挙げられますが、実は他の犬と同じようにかかりやすい病気があります。ただ、それらの病気の多くは、食事を見直すことで改善するケースも多く、何を食べさせるかがとても重要です。

ここではそんな柴犬の健康維持のために、毎日の食事で気をつけるポイントと最適なドッグフードの選び方についてご紹介します。

柴犬の食事に求めること

食事で柴犬の健康を維持するためには、まずは柴犬がどのような病気にかかりやすいのかを知っておく必要があります。一般的に注意しなくてはいけない病気としては「アトピー性皮膚炎・アレルギー・僧帽弁閉鎖不全・股関節形成不全・膝蓋骨脱臼・白内障・角膜炎・外耳炎」などがあります。

これらをすべて食事で防ぐことはできませんが、ある程度の予防は可能です。特にアトピー性皮膚炎やアレルギーなどは、食べ物の影響がとても大きいため、これらを意識した食生活にすることで病気の発症を防ぐことも可能です。

そんな柴犬の食事で気をつけたいポイントは3つあります。

  • しっかりと消化吸収できる原材料を使っている
  • 強い筋肉をつくる食材を選ぶ
  • ローテーションをして主となる食材を定期的に変える

アトピー性皮膚炎は遺伝的になりやすいというのもありますが、体内に老廃物が溜まると血液の流れが悪くなり発症することもあります。このため、老廃物が溜まりやすいとされる、犬が消化吸収しにくい食材は避けるようにしましょう。

股関節形成不全や膝蓋骨脱臼は、関節に必要以上に力がかかることで起こります。これを防ぐためには、しっかりとした筋肉をつける必要があります。筋肉をつけるには運動だけでなく、食べ物も重要になりますので、筋肉になりやすい栄養成分を多く含んだドッグフードを選びましょう。

また、アレルギーを防ぐためには、同じものを与え続けないということが重要です。子犬の頃から同じドッグフードばかり与えているとアレルギーを発症しやすいので、主原材料が違う良質なドッグフードをローテーションして与えるようにしましょう。

このように3つのポイントを意識するだけで、柴犬の健康を維持できるのですが、栄養学に詳しい人でもないと、具体的にどのようなドッグフードを選べばいいのか分かりませんよね。柴犬にどんなドッグフードを選んであげればいいのか、次章で詳しくご紹介します。

ドッグフード選びの基本となる4つのポイント

柴犬に適したドッグフードを与えることで、病気はある程度予防可能です。そのためにどのような点について気をつければいいのかは理解してもらえたかと思いますので、次のステップとしてもっと具体的なポイントを4つご紹介します。

  • 穀物不使用のグレインフリーである
  • 人工添加物不使用
  • 動物性タンパク質が多く含まれる
  • EPAなどのオメガ3脂肪酸が含まれている

ドッグフードなんてどれも同じだと思っている人にしてみると、こんなにも意識しなければいけないの?と思うかもしれませんが、最近はドッグフードも多様化していて、それぞれに特徴が違います。このため、きちんと目的に合ったドッグフードを選ばなくてはいけません。

柴犬のためのドッグフードとして、なぜこの4点が基本となるのか、その理由についてそれぞれ詳しく説明します。

穀物不使用のグレインフリーである

柴犬はその祖先である狼にとても近いワンちゃんで、内臓も肉食に適している作りになっています。このため、穀物を上手に消化できないため、消化しきれなかった穀物が老廃物として体内に溜まり、血液の流れを悪くしてしまいます。

血液の流れが悪くなると、体の末端まで栄養を届けられなくなって、皮膚炎などの皮膚トラブルを引き起こします。穀物を絶対に摂ってはいけないわけではありませんが、本来はなくても困らない食材ですので、皮膚炎のリスクを負ってまで口にする必要はありません。

柴犬のドッグフードには小麦粉やトウモロコシ、お米などを使っていないドッグフードを選んで与えてください。

人工添加物不使用

皮膚炎や外耳炎などの原因として考えられるのは、穀物だけではありません。ドッグフードに使われている添加物も体内に吸収できずに老廃物になり、それらの病気を引き起こす可能性があります。さらには発がん性のある人工添加物もドッグフードに使われています。

酸化防止剤として使われることの多いエトキシキンやBHT、BHAは毒性もあり、人間での使用ができなかったり、使用が制限されていたりします。このような酸化防止剤も、ドッグフードにはあたり前のように使われています。

使われているのは微量ですし、メーカーは「問題ない」としていますので、それほど目くじらを立てる必要はないとする専門家もいますが、与えなくてもいいなら、わざわざそのような危険性のある添加物を口にさせる必要はありません。

酸化防止剤や保存料は人工的なものではなく、天然由来のものが使われているドッグフードを選ぶようにしてください。

動物性タンパク質が多く含まれる

関節を守るための強い筋肉を作るためには、タンパク質が重要です。ただし、タンパク質には植物性タンパク質と動物性タンパク質があり、犬にとって大切なのは後者の動物性タンパク質です。分かりやすく言えば「お肉」がそれに該当します。

ドッグフードはお肉で作られていると思っている人もいるようですが、お肉は原材料費が高いので、植物性タンパク質である大豆をお肉の代わりに使うことがよくあります。ドッグフードを選ぶときには、必ずお肉が主原材料になっているドッグフードを選びましょう。

なおかつ、粗タンパク質が25%前後あると理想的です。少なくとも20%以上になっているドッグフードの中から選んでください。

EPAなどのオメガ3脂肪酸が含まれている

人工添加物を使っていなドッグフードを選ぶことによって、皮膚トラブルを防ぎやすくなりますが、アトピー性皮膚炎になりやすい柴犬には、さらにオメガ3脂肪酸も摂らせましょう。オメガ3脂肪酸は血液をさらさらにする効果があり、アレルギーを抑制する効果も期待できます。

いわしや鯖、鯵などに多く含まれているほか、サーモンオイルなどのフィッシュオイルにも多く含まれています。魚ベースのドッグフード、もしくはフィッシュオイルを原材料に含んでいるドッグフードを選んであげましょう。

成長ステージに合わせたフードの選び方

ここまでお伝えしたのは、成犬の柴犬向けの内容です。子犬や老犬の場合は、成犬とは違った視点でドッグフードを選ぶ必要があります。ここでは、それぞれの成長ステージに合わせたドッグフードの選び方をご紹介します。

子犬のフードを選ぶときのポイント

子犬は成犬と比べると、ほぼ倍の栄養素が必要になります。ところが、内臓は成犬ほど発達していませんので、沢山の量を食べることが出来ません。このため、高カロリー高タンパク質のドッグフードを選ぶようにしましょう。

特に重要なのはタンパク質で、良質のお肉を使ったドッグフードであることを重視してください。食べたお肉がそのまま体を作ってくれます。質の悪い肉副産物などを使ったドッグフードでは、十分な栄養を補給できませんので、原材料には徹底してこだわりましょう。

カロリーが不足している場合には、低血糖症になってしまう可能性があります。ぐったりとして元気がないようであれば、すぐに病院で診てもらいましょう。そのうえで、さらにカロリーが高めのドッグフードに切り替えるようにしてください。

老犬のフードを選ぶときのポイント

若い頃は元気いっぱいの柴犬でも、老犬になると運動量が落ちてきます。その状態で同じドッグフードを若い頃と同じように与えていると、カロリーオーバーで肥満になってしまいます。だからといって量を減らすとタンパク質が不足します。

柴犬の老犬には、低カロリー高タンパク質のドッグフードを選びましょう。もちろん質の高い動物性タンパク質であることが重要です。植物性タンパク質や穀物は内臓に負担をかけてしまいますので、できるだけ避けるようにしましょう。

また、老犬になると関節が痛むこともあります。歩くのも嫌がるようになると、ほとんど寝たきりのようになってしまいますので、早い段階でグルコサミンなどの関節痛に効果のある添加物を含んだドッグフードを与えるようにしてください。

柴犬におすすめのドッグフード3選

柴犬のドッグフードとして、どのようなものを選べばいいのか分かってもらえたかと思いますが、数あるドッグフードの中から最適な商品を選ぶのは大変ですよね。比較しているうちにどれがいいのか分からなくなってしまい、またいつものドッグフードを選ぶことになりかねません。

そこで、ここでは柴犬のドッグフードに適している、3種類のドッグフードをご紹介します。自分で探すのが難しいという人は、ぜひ参考にしてください。

原材料に魚をたっぷり使っている「モグワンドッグフード」

モグワンドッグフードは、ヒューマングレードの素材にこだわったイギリスのドッグフードです。動物性タンパク質の割合が高く、原材料に魚を使っているのでオメガ3脂肪酸もしっかりと含まれています。

・動物性タンパク質50%以上(粗タンパク質28%)
・グレインフリー
・着色料、香料、人工添加物不使用
・グルコサミンとコンドロイチン配合
・約344kcal(100gあたり)

動物性タンパク質の割合が多いのはもちろんですが、グレインフリーですので皮膚トラブルが心配な柴犬にぴったりです。もちろん着色料も香料も使っていません。グルコサミンとコンドロイチンが配合されていますので、老犬の関節トラブル対策もできています。

栄養面での充実度だけが注目されがちなモグワンドッグフードですが、食いつきのよさも実際に使用している飼い主さんから高い評価を受けています。あっという間に食べ終えてしまうくらいの美味しさがありますので、ドッグフードの切り替えをスムーズに行なえます。

安心の国内製造プレミアムドッグフード「ナチュロル」

プレミアムドッグフードの多くは海外で製造されています。このため輸送中の変質などが気になるという飼い主さんも多いかと思います。そんな柴犬の飼い主さんにおすすめしたいのが国内製造のプレミアムドッグフードである「ナチュロル」です。

・生肉由来の良質なタンパク質配合(粗タンパク質23〜27%)
・生魚由来のオメガ3脂肪酸(DHA・EPA)配合
・ビタミンCを1000mg/kg配合
・グルテン・グレインフリー
・100%無添加
・400kcal(100gあたり)

良質なタンパク質とオメガ3脂肪酸、そしてグルテンフリーといった基本的な部分はもちろんクリアしているドッグフードで、さらにビタミンCを配合していますので、皮膚トラブルを起こしやすい柴犬の被毛や皮膚をみずみずしい状態に保ってくれます。

モグワンドッグフードと同様に食いつきがとてもいいのも、ナチュロルの大きな魅力です。ただし、かさ増し剤を使っていないため、100gあたりのカロリーがやや高めです。満腹感がやや低くなってしまいますので、食いしん坊な柴犬の場合は、時間をかけて餌の量に慣れさせる必要があります。

オメガ3脂肪酸がしっかり含まれた「オリジン 6フィッシュ」

オリジンはアメリカで作られた、原材料の鮮度にこだわったドッグフードです。地元の専門農場などから届けられた原材料は2日以内に加工されますので、食材が劣化することもなく、安全なドッグフードを愛犬に与えることができます。

・生物学的に適正なたんぱく質レベルを実現(タンパク質38%)
・穀類不使用
・成分中15%に果物と野菜を使用
・サーモンオイル配合(6フィッシュ)
・低温調理
・約394kcal(100gあたり)
※値はすべてオリジン6フィッシュ

オリジン 6フィッシュは肉を使わずに魚が主原材料になっています。このため、肉にアレルギー反応を示す柴犬でも、安心して食べることができます。魚がベースになっていますので、もちろんオメガ3脂肪酸も多く含まれていますので、肌トラブルの心配もありません。

さらにタンパク質の割合が38%と高く、カロリーも高めですので、子犬のドッグフードとしても最適です。反対に老犬のドッグフードとしては高カロリーすぎますが、グルコサミンやコンドロイチンも含まれていますので、散歩をたっぷりする老犬にもおすすめの商品です。