シーズーに合うおすすめのドッグフードと選び方

大人しくて飼いやすいということで人気の高いシーズーですが、育てるのは簡単でも健康を維持するためのケアがとても大変なワンちゃんであることはあまり知られていません。短いマズルは短頭種気道症候群にかかりやすく、垂れ耳は外耳炎や中耳炎を引き起こします。

小型犬ですので脱臼や骨折をしやすいという特徴もあります。ただし、それらの病気やケガは良質なフードを与えることで大幅に軽減できます。反対に質の悪いフードを与えてしまうと体の弱いシーズーに育ってしまいます。

ここではそんなシーズーに対して、どのような点に注意してドッグフードを選んであげればいいのかについてご紹介します。

シーズーの食事に求めること

シーズーの健康を守るためにはまず、どのような病気にかかりやすいのかについて知っておく必要があります。シーズーがかかりやすい病気には次のようなものが挙げられます。

  • 短頭種気道症候群
  • 外耳炎、中耳炎
  • 脱臼、骨折
  • 椎間板ヘルニア
  • 涙やけ
  • 皮膚炎

ざっと挙げただけでもこれだけの病気にかかる可能性があります。でも、これらすべて良質なドッグフードを与えることで改善できます。発症を完全に抑えることはできなくても、いつも何らかの病気を患っているという状態は回避できます。

これらの病気を発症させないためのドッグフードとしては、次の3点を意識して選ぶようにしましょう。

  • 骨や関節を強くするための栄養成分を多く含んでいる
  • 内蔵に負担がかかりにくい原材料を使っている
  • 太りにくい栄養バランスになっている

まず重要なのは強いからだ作りです。筋肉と骨がしっかりしてないと、いくら食事を変えてもすぐに病気になってしまいます。このため、筋肉や骨の材料となる栄養成分を多く含んでいるドッグフードを与えるようにしましょう。

そして消化吸収しやすいドッグフードを選ぶというのも重要です。消化しにくい食材を与えると、体内に老廃物として溜まり、それが原因で皮膚のトラブルや涙やけを引き起こします。肌や被毛の状態を改善するための食材を与えることで、美しい被毛を維持することも可能です。

椎間板ヘルニアや脱臼、骨折を防ぐには体を重くしないことが重要です。また肥満になると短頭種気道症候群を発症しやすいので、とにかく太らない食事を心がけたいところです。ただ、シーズーは食欲旺盛なのが悩みどころです。たくさん食べても太らない。そんな食事を与えましょう。

ドッグフード選びの基本となる4つのポイント

どのような食事を与えればいいのか理解したところで、具体的にどのようなドッグフードを選ぶべきなのかそのポイントを説明します。

  • タンパク質が多く含まれている
  • 関節のケアできる成分を配合している
  • 炭水化物が多く含まれている穀物を使っていない
  • 良質な油脂を使っている

タンパク質が多く含まれている

からだ作りの基本は犬も人間も同じです。むしろ本来は肉食である犬のほうが人間よりもタンパク質を必要としています。強い骨、強い筋肉を作るためにタンパク質が多く含まれているドッグフードを選びましょう。総合栄養食の基準では18%以上となっていますが、30%前後は欲しいところです。

ただし、タンパク質ならなんでもいいというわけではなく、動物性タンパク質であることと、何の肉なのかきちんと分かることが重要です。ミートミールのような原材料が分かりにくいものを使っているドッグフードは避けるようにしましょう。

骨を強くするためにはカルシウムも必要です。魚をまるごと使っているようなドッグフードも良質なタンパク質にカルシウムが加わりますのでとてもおすすめです。

関節のケアできる成分を配合している

シーズーに限ったことではありませんが、小型犬はどうしても関節に負担がかかります。脱臼や椎間板ヘルニアにならないための予防も重要ですが、発症した後のケアも考えてあげましょう。

脱臼や椎間板ヘルニアでは患部の周辺が炎症を起こして痛みを引き起こします。その痛みから運動不足になって肥満体型になってしまうことがよくあります。体重が増えるとさらに患部に負担がかかり運動をまったくしなくなってしまうという悪循環に陥ります。

関節のケアを考えるのであれば、グルコサミンやコンドロイチン、オメガ3脂肪酸を多く含んだドッグフードを与えることで痛みを和らげてあげましょう。

炭水化物が多く含まれている穀物を使っていない

穀物は多くのドッグフードに使われますが、安価にドッグフードを作れるという点を除くと百害あって一利なしの原材料です。まずなんといっても太りやすいという問題があります。糖質制限ダイエットをしている人が増えていますが、穀物には多く糖質が含まれているため、どうしても太りやすくなるという問題があります。

さらに犬は穀物をうまく消化吸収できませんので、体内の老廃物として溜まってしまいます。それをウンチで排出できない場合は、老廃物として体内に取り込まれてしまいます。取り込まれた老廃物は体のあちこちで悪さをして、皮膚や被毛を荒らしたり涙やけを引き起こしたりします。

肥満になりやすく、皮膚病にもなりやすいシーズーにとって穀物は絶対に避けるべき原材料のひとつです。グレインフリーと記載のあるドッグフードを選ぶようにしてください。

良質な油脂を使っている

シーズーは長くてフサフサの被毛や垂れ耳のせいで皮膚まわりの湿度が高くなり、皮膚炎などの病気を引き起こしやすい特徴があります。グレインフリーに切り替えるだけでもある程度改善されますが、症状がひどい場合はもっと積極的に改善策をとってあげましょう。

肌トラブルを回避するには十分な量の脂質を摂ることが重要です。脂質は太りやすいから肥満が心配で与えたくない飼い主さんもいるかもしれませんが、不足すると皮膚の状態が悪化しますので、必要な量はしっかりと与えなくてはいけません。

シーズーのドッグフードには、原材料がはっきりとしている良質な油脂が使われているものを選びましょう。脂質は必要ですが原材料がよく分からない油は皮膚トラブルを引き起こす可能性がありますので、絶対に選ばないでください。

成長ステージに合わせたフードの選び方

ここまでの説明は成犬を対象に行なってきましたが、子犬や老犬の場合はもう少し違った視点も加えてドッグフードを選ぶ必要があります。成長ステージごとにどのようなドッグフードが適しているのかご紹介します。

子犬のフードを選ぶときのポイント

成長期の子犬のフードを選ぶときには、カロリー・カルシウム・タンパク質の3点を重視しましょう。子犬は日々体が大きくなっていきますので、成犬より体づくりの基本となる栄養成分を多めに与える必要があります。

ただし、内臓がまだしっかりとしていませんので、できるだけ消化吸収しやすいものを選びましょう。成犬でも穀物はNGでしたが、子犬ももちろんグレインフリーを意識してください。

また、この時期に添加物慣れしてしまうと、成犬になったときに無添加のドッグフードを食べないようになることもあります。小さいうちから無添加のドッグフードを与えて、添加物がない状態が当たり前という環境にしてあげましょう。

老犬のフードを選ぶときのポイント

老犬のシーズーに適したフードを選ぶときのポイントは2つあります。

  • 低カロリー高タンパク質
  • 食いつきがよい

老犬になると運動量が減ります。でも食欲はなかなか減りません。食いしん坊のシーズーは相変わらずたくさん食べたがりますので、これまでと同じものを同じだけ与えていると確実に太ってしまいます。食べる量は減らしにくいのでカロリーが低いものに切り替えましょう。

ただし、タンパク質まで減らしてしまうと老化が早く進行します。骨や筋肉のベースとなるタンパク質は良質な原材料にこだわり、できるだけ多く摂らせるようにしてください。

食欲旺盛なシーズーとはいえ、さすがに高齢になると食べるのを嫌がることもあります。食事は活力の源ですので、食いつきのいいドッグフードを与えるようにしましょう。ただし、食いつきを良くするために添加物を使っているドッグフードは避けるようにしましょう。

シーズーにおすすめのドッグフード4選

ヨークシャテリアにどのようなフードを与えればいいのか、ここまでの説明で理解できたかとは思いますが、数多くあるドッグフードの中から最適な製品を選ぶのはとても大変ですよね。迷って購入したけど、飼い犬が食べてくれなかったなんてこともあります。

ここではドッグフード選びで迷ってしまいそうなヨークシャテリアの飼い主さんのために、おすすめしたい市販のドッグフードを3種類ご紹介します。

●関節に良いグルコサミン・コンドロイチン配合「モグワンドッグフード」

食いつきの良さで人気の高いイギリスのドッグフードがモグワンドッグフードです。栄養バランスを整えるだけでなく、人間が食べられるくらいの良質な原材料を使っているため食の安全性がとても高いドッグフードでもあります。

・動物性タンパク質50%以上(粗タンパク質28%)
・グレインフリー
・着色料、香料、人工添加物不使用
・グルコサミンとコンドロイチン配合
・約344kcal(100gあたり)

プレミアムドッグフードは何種類もありますが、その中でもモグワンドッグフードがおすすめなのは、グルコサミンとコンドロイチンを配合しているためです。これらの成分は関節の痛みをやわらげる効果があり、関節に不安のあるシーズーには積極的に与えたいところです。

タンパク質の中でも動物性タンパク質を多く含み、グレインフリーであるため犬にとって消化吸収しやすいというのもモグワンドッグフードの魅力です。口の小さなシーズーでも食べやすいように小粒になっているのもおすすめしたいポイントです。

●サーモンオイル配合で毛艶がよくなる「オリジンドッグフード」

シーズーの被毛に艶が足りないと感じている飼い主さんに選んでもらいたいのがオリジンドッグフードです。サーモンオイル配合で毛艶や皮膚に若々しさが戻ってくるドッグフードです。

・生物学的に適正なたんぱく質レベルを実現(タンパク質38%)
・穀類不使用
・成分中15%に果物と野菜を使用
・サーモンオイル配合(6フィッシュ)
・低温調理・即日調理
・約394kcal(100gあたり)
※値はすべてオリジン6フィッシュ

オリジンドッグフードは原材料に徹底してこだわったドッグフードです。シックスフィッシュの原材料は新鮮な魚を丸ごと使っていますので、タンパク質だけでなくカルシウムも豊富で、オメガ3脂肪酸やDHA、EPAも多く含まれています。

もちろんグレインフリーですし、仕入れた食材はその日のうちに調理するほどの徹底管理をしていますので、健康意識の高い飼い主さんにもおすすめできます。さらにサーモンオイルを使用することで脂質を十分に摂ることができ、皮膚や被毛のトラブルを防ぐことができます。

●お肉を多く配合した「カナガンドッグフード」

グレインフリーにこだわったイギリスのドッグフードがカナガンドッグフードです。犬が口にすべき原材料だけで作られているため、体内に老廃物が溜まることがありません。

・従来のドッグフードよりも肉の配合比率が高め(粗タンパク質33%)
・グレインフリー
・人工添加物不使用
・約361.25kcal(100gあたり)

穀物を使っていませんので粗タンパク質が33%もありますので、筋肉や骨を強くさせたい犬に最適で、さらに穀物を使っていませんので内臓に負担をかけることもありません。グレインフリーにすると無駄な脂肪が落ちるため肥満になりにくいというメリットもあります。

さらにカナガンドッグフードの原材料は、イギリス産ですべて人間が食べられるものを使っています。このように高品質かつ高い安全性があり、さらには粒を小さくすることでシーズーのような小型犬でも無理なく食べることができるのがカナガンドッグフードの特徴として挙げられます。

もちろん嗜好性も高いため、好き嫌いが多い犬でもスムーズな移行が期待できます。プレミアムドッグフードにしたけど、食いつきがいまいちというシーズーにおすすめしたいドッグフードです。

●被毛に艶が戻ってくる国内製造の「ナチュロ」

海外製のドッグフードに抵抗があるという飼い主さんにおすすめしたいのが、国産のプレミアムドッグフードの「ナチュロ」です。ぐったりとした毛艶を改善し、若々しい姿を取り戻せることで多くの愛用者のいるドッグフードです。

・生肉由来の良質なタンパク質配合(粗タンパク質23〜27%)
・生魚由来のオメガ3脂肪酸(DHA・EPA)配合
・ビタミンCを1000mg/kg配合
・グルテン・グレインフリー
・100%無添加
・400kcal(100gあたり)

海外では一般的なグレインフリー・グルテンフリーの無添加ドッグフードですが、国産となると穀物も添加物もたっぷりのドッグフードが主流です。でも海外のドッグフードは輸送時の変質などのトラブルが気になってなかなか手を出せないという飼い主さんもいるかと思います。

でもドッグフードの安全性にはこだわりたい。そういうときに選んでもらいたいのがナチュロです。穀物不使用、添加物不使用はもちろんのこと、良質な原材料を使っていますので食いつきも良く、安心して与えることができます。

さらにビタミンCを配合することによって免疫力を高め、乳酸菌によって腸内環境を整えています。これらの作用により健康状態を維持するだけでなく、飼い犬の皮膚や被毛に艶が戻ってくるというプラスの効果も期待できるドッグフードです。