【スタイルズドッグフードの評判と評価】原材料の表示順に疑問あり

ラブラドールがイメージキャラクターの「ゴンタ」のシリーズで有名なサンライズというメーカーから発売されている犬種別半生タイプのドッグフードです。

黒いシックなデザインのパッケージは高級感があり、ペットショップの店頭に並ぶと、カラフルな他社製品とは一線を隔した高級感があります。

スタイルズの特徴は業界初の「ソフトタイプ」「犬種別」ドッグフードという点ですが、ソフトタイプの製品は必ず防腐剤を使用しなければ品質を保持できない事、添加物の多さから歯石や歯垢の付着に結び付くという事から低評価を受けることの多い製品です。

スタイルズドッグフードのパッケージチェック

市販のドッグフードを選ぶときに欠かせないのがラベルの読み方。
そのパッケージやラベルには、与えるべきペットの種類や目的、使われている原材料、給与方法、原産国、賞味期限などがあります。
安全確保や問題発生時の原因究明のために、「ペットフード安全法」で表示が義務化されているのは次の5項目です。

  • 販売用愛がん動物用飼料の名称
  • 原材料名
  • 賞味期限
  • 原産国
  • 製造業者、輸入業者または販売業者の氏名または名称と住所

さらにペットフード公正競争規約で下記の表示が定められています。

  • ペットフードの目的
  • 内容量
  • 給与方法
  • 成分

スタイルズドッグフードはどうでしょうか。詳しくみていきましょう。

スタイルズトイプードル用の成分と原材料

業界初の犬種別半生の「スタイルズ」ドッグフードの原材料は下記の通りです。

名称ドッグフード(総合栄養食)
原産国日本
賞味期限製造より1年
原材料肉類(チキン等)、糖類、豆類、でん粉類、穀類、油脂類、デキストリン、イソマルトオリゴ糖、果実類(ブルーベリー果汁等)、グルコサミン(カニ由来)、緑茶粉末、種実類(ごま等)、サメ軟骨抽出物(コンドロイチンを含む)、ビタミン類(A、D、E、B1、B2、B6、B12、C、ニコチン酸、パントテン酸、葉酸、コリン)、ミネラル類(リン酸カルシウム、炭酸カルシウム、塩化ナトリウム、硫酸マグネシウム、硫酸鉄、炭酸亜鉛、硫酸銅、炭酸マンガン、ヨウ素酸カルシウム)、アミノ酸類(メチオニン)、増粘安定剤(グリセリン)、品質保持剤(プロピレングリコール)、保存料(ソルビン酸カリウム)、pH調整剤、酸化防止剤(エリソルビン酸ナトリウム、ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物)
成分たん白質:12.5%以上
脂質:3.3%以上
繊維質:4.0%以下
灰分:11.2%以下
水分:35.0%以下
約250kcal/100gあたり
給与方法パッケージに記載あり
取扱業者サンライズ

この原材料表示を見る限り、まるで中身の想像が出来ない食事と言えるでしょう。

まず、第一主原料となる「肉類」ですが、チキン等となるので、チキン以外のあらゆる肉が含まれている可能性があるという意味を含んでいます。

人間の可食部位を除いた「肉類」とはいったいどのようなものなのでしょうか?内臓や皮などが一般的ですが、内臓と言ってもホルモンとして可食出来るもの以外という意味でしょう。

第二主原料も糖類とあり、ドッグフードの常識からは外れた栄養学で開発されているのでしょう。穀物は消化吸収の段階で「糖」に変化します。

ですから、栄養学上は同意ではありますが、穀物の状態ではなく「糖」の状態で原材料として加工するとはどのような工程なのか想像できかねます。

原材料の表示順に疑問

フードは配合量の比率順に表示することがペットフード公正取引協議会で決まっていて、一般的に原材料の第1位と第2位は肉か穀類のいずれかです。

本フードの場合、第2原料が糖類となっているため、表示の原則に従っていない可能性があります。

成分表示に疑問

パッケージに記載されている成分表示を見てみると、タンパク質12.5%、脂質3.3%と記載がされています。つまりドッグフードの栄養基準値を大きく下回っていることが分かります。

つまりスタイルズには犬の食事としての要素が無いという事なのです。この製品を食事と考え、毎日与えていてもゆくゆくは栄養失調になり、健康を害することにもつながるでしょう。

犬種別半生タイプは犬にとって良いのか悪いのか

ドライフードが嫌いな小型犬にとっては、唯一食べてくれる食事でもあるので良いともいえる一方、半生フードは病気のときに処方食のドライフードを食べてくれなくなるので、品質が優れていても、あまりすすめられません。

また600g(100g×6パック)で3,904円と他のドッグフードと比べても高い部類に入ります。
※金額はAmazonでの参考価格。

スタイルズドッグフードの口コミ

  • ヨークシャーテリア専用製品があるので与えています

    犬種別のフードでも、なかなかヨークシャーテリア専用が見かける事が少ないので、この製品を与えています。柔らかく、風味も強いので、いつもよく食べています。

  • 半生の中でも特に柔らかい

    他社の製品に比べて、つぶした感じが柔らかいように感じました。シニアなので、食べやすいものを用意してあげたいとおもい与えています。

普段はシュプレモの体重管理用を与えています。最近残すようになったので気分転換にこちら半生タイプという事で使ってみました。
前途の餌に比べて匂いがキツです。目新しさもあって食い付きは良いのですが、成分の品質保持剤が気になり今は与えるの止めました。

とりあえずエサを食べてくれないウチの子。
胃酸吐いたって食べず獣医さんもお手上げ状態…。
ニュートリスタットを舐めさせる毎日でした。

たまたま見ていたこの商品のレビューがものすごく良いので、期待を込めて購入!
…しかしやっぱり食べてくれたのは1食目だけでした。
更にウンチの回数が1日4回にもなってしまい、しかもかなり柔らか目…。

ただ、お肉のトッピングやスープをかけてあげると嫌々ながらもなんとか食べてくれるので、食べないよりかは良いと思いこちらの商品を少し続けてみようと思います。

生タイプのフードなのでほとんどの犬が食べてくれると思いますが、問題はそこではなく、パッケージの原材料でしょう。

スタイルズドックフードの評価

スタイルズドッグフードについて、原材料、製法、利用者の口コミなどからの総合評価は

価格3.0

原材料、成分表示からもわかるように「食事」としての役割を果たすだけの栄養価を含んでいない事が明白です。つまり、食事としては適していないのです。

かといって、オヤツとして与えるには添加物も多く、あえた与える意味を持たないでしょう。

半生のドッグフードはドライフードに比べ風味が強く、犬が喜び食べる事は当然です。ですが、長期にわたって与える事で、犬はこの「濃い味」が当然と覚えてしまい、健康志向の良質なドライフードが味気なく受け付けないという悪循環に陥ってしまうでしょう。

以上が、業界初の犬種別半生タイプのドッグフード「スタイルズ」に関する評価です。