トイプードルにおすすめしたいドッグフード

ふわもこでお人形のようにかわいいトイプードルは、長年人気犬種のトップをキープしているほど多くの人に愛されている犬種です。愛玩犬としてだけでなく、イベント犬としても活躍する優れた運動能力と高い知能は目を見張るものがあります。

しかし、その優れた運動能力を備えている一方で皮膚疾患を患いやすい犬種でもあり、特に膿皮症やアレルギー性疾患といったトラブルを起こしやすい傾向にあります。

皮膚疾患は命に係わる疾患ではないですが、それでも痒みによる強いストレスで性格まで変わってしまうことがあるため、精神的にも健やかに過ごせるようにしてあげましょう。

トイプードルがかかりやすい皮膚疾患

もこもこな毛でいろんなカットスタイルを楽しむことができるトイプードルですが、皮膚疾患を抱えてしまうとその特徴的な毛も弾力を失い艶も悪くなってしまいます。

食物アレルギー性皮膚炎

特定のタンパク質が原因となってアレルギー反応を起こします。どのタンパク質かは個体によって違うため、アレルギーを起こしにくいタンパク質を使ったドッグフードを与えることが治療になります。

アトピー性皮膚炎

乾燥からのバリア機能の低下でアトピー性皮膚炎を発症したり、体質的なものでなることもあります。

膿皮症

皮膚の免疫力低下によって常在菌が悪さをしてしまい、強いかゆみや抜け毛を引き起こします。リング状のかさぶたのようなものができるのも特徴的です。

マラセチア症

膿皮症のように、皮膚に住んでいるマラセチア菌が免疫力の低下によって
悪さをすることで発症します。皮脂の分泌が増え独特の酵母臭がします。

皮膚疾患を予防するためにできるケア方法

皮膚疾患といってもさまざまなものがありますが、いずれも皮膚を清潔に保ち免疫力を上げることが症状を抑え予防する方法としてとても重要です。

もちろん、症状によっては薬に頼ることもありますが、どれだけ薬に頼らないで過ごすことができるか、頼ったとしても薬の量を少なくすることができるかどうかはすべて基本となる皮膚情態で決まりまるので、日常的に出来るケア方法をご紹介します。

1.ブラッシング(できれば毎日か週数回)
2.定期的なシャンプー(保湿性の高い物)
4.お散歩などストレス発散
3.質の高い食事(スキンケア系)

ブラッシングやストレス発散は、リラックス効果と皮膚の刺激によって血行が促進されるので、正常な新陳代謝をサポートする働きがあります。

また、定期的なシャンプーをすることで清潔な皮膚を保つことができますが、更に保湿をメインとしたシャンプーをすることで乾燥を防ぎ、外部から野刺激に強い皮膚を育ててくれるので、できれば保湿系のシャンプートリートメントを使うといいですね。

そして、質の高いスキンケア系のドッグフードを与えることで皮膚そのものが健やかに育つように働きかけてくれるので、スキンケアをサポートすることに特化したドッグフードを選んでみるのも有効なケア方法となります。

トイプードルに合うおすすめのドッグフードの選び方

スキンケア系のドッグフードでケアするのもいいですが、日常の健康管理をメインとしたドッグフードでも健やかな皮膚を維持するためには有効です。

ただし、どんなドッグフードでもいいわけではありませんので選ぶべきおすすめのドッグフードをご紹介します。

・グレインフリー
・人工添加物不使用
・オメガ3脂肪酸配合
・良質な動物性タンパク質の使用

トイプードルは見た目がお人形のようではありますが、れっきとした肉食系雑食の犬なので、穀類よりも動物性タンパク質をメインとしたドッグフードを選ぶ方が皮膚にも消化器系にもいいです。

そして、使用されている原料は質の高い物であることが大事です。人間も食べることができないような粗悪な原料は、健康に役立つどころかじわじわと体をむしばみ悪影響を及ぼすためおすすめできません。

また、オメガ3脂肪酸は免疫力を高め健やかな皮膚を作るために大きな働きをしてくれるので、皮膚トラブルに強くあるためにも積極的に取りたい成分です。

グレインフリーは肥満対策にもおすすめ

トイプードルは皮膚疾患だけでなく肥満にもなりやすい犬種です。しかも、体型に関係なく関節疾患も患いやすいため、肥満になってしまったら関節疾患を患う確率は大きく跳ね上がります。

そうならないためにも、飼い主としてしっかりと食事と運動による管理を徹底してあげることが重要なのですが、ついご飯の量を多くしたりおやつを与えてしまうのには「欲しがるから。」というそれなりの理由がありますよね。

トイプードルに限らず犬というのは与えれば与えるだけ食べる生き物なので、仕方がないといえばそうなのですが、少なくとも満足感を与えることができれば欲しがる回数や欲しがり方も変わってくるものです。

そこでグレインフリーのドッグフードの出番です。グレインフリーは穀物類を使っていないため、食後の血糖値の上昇がゆるやかになります。血糖値の上昇が緩やかだと下降するのもゆるやかになるためお腹がすきにくくなり、与えすぎを防ぐことができるんですね。

また、メインとなる原料が動物性タンパク質なので余分な脂肪がつきにくく、肥満対策としても活躍できます。

関節にはグルコサミン・コンドロイチンもおすすめ

肥満対策をするだけでも関節疾患の確率を少なくできますが、ドッグフードにグルコサミン・コンドロイチンが配合されたものを選ぶとさらに効果的です。グルコサミン・コンドロイチンは関節をサポートする成分なので、関節の働きを強くすることができます。

また、ドッグフードに配合されていない場合はサプリメントもあるため、そうしたものを利用すると食事の邪魔にもならず、おやつ代わりにもなるのでおすすめです。

ちなみに、サプリメントは薬ではなく食品なので与えることで副作用が起こったり、現在薬を飲んでいる場合でも特別なことがない限りは気にする必要がないため、安心して使うことができます。

質の高いドッグフードは高いのが現実

質の高いドッグフードで健康ライフを送ることができたらうれしいですよね。しかし、ネックとして良質なドッグフードは高いという点があります。

決して良質とは言えないドッグフードは1kgあたり数百円で購入できてしまうものがほとんどですが、それにはちゃんとカラクリがあります。それが、穀物類の大量使用と質の悪い原料の使用です。

穀物類を大量に入れることでカサ増しができ、人間なら食べることができないような原料を使用することで原料の仕入れを安くしてコストを抑えることができます。

ですが、人間が食べることができる原料にこだわったドッグフードは、そうした粗悪な原料を使ってないことや穀物類でカサ増しをしていないため、結果的にコストがかかり高くなってしまうというわけです。

値段で言うと1kgあたり1000円以上は当たり前になってくるので、これまで同じ量の入ったドッグフードを1000円以下で買っていたとしたら、相当高く感じてしまうでしょう。
しかし、使われている原料がどんなものなのか、そして体にどんな影響を与えているのかを考えると、決して高い値段とは言えないと思います。

治療ではなく予防することが大事

質の良し悪しではなく「実際に病気になったときに治療をすればそれでいい。」という考え方を持った飼い主さんも中にはいます。確かに、病気になったら治療をするというのは間違いではありません。

そして、そんな考えを持った飼い主さんの多くは「なるかもわからない病気のためにお金をかけるのがもったいない。」という意識がそこにあります。しかし、患った病気が今後一生治療を必要とするものだったらどうでしょうか。

月の治療費は数千円で済むような額ではなく、高価なドッグフードをいくつも買えてしまうくらいに大きなお金が軽く飛んでいきます。

もちろん、質の良いドッグフードを与えていたから100%病気にならないわけではありませんが、それでも病気になる確率は減少し健やかに長生きできる期間も増えることは間違いありません。

だからこそ、患ったときに治療をするのではなくできるだけ確率を低くしてあげるための予防に力を注いで、いつまでも元気に長生きできるように尽くしてあげましょう。