【銀のさらドッグフードの評判と評価】ミールとパウダー、着色料が心配

銀のさらは、ペット用品の大手メーカーである「ユニチャーム」の製造販売していた製品で、2016年の秋からグラン・デリという名前に変わっています。ただし、味や原材料はそのままですので、完全に同じものだと考えてください。

銀のさらはドライフードだけでなく、半生のソフトとウェットの3種類がラインナップされ、「グラン・デリ=素晴らしいごちそう」をワンちゃんに提供しています。

銀のさらの中でも人気が高いソフトタイプのドッグフードはカラフルで、愛犬の好きなフレーバーが漂い、食にこだわりのある愛犬でも喜んで食べてくれます。ただし、国産肉を使っているということもあって、価格はやや割高な設定になっています。

国産のお肉だけでなく、白身魚・チキン・緑黄色野菜・チーズ・角切りビーフ粒といったこだわりの食材を使っていることが銀のさらの特徴で、もちろん栄養バランスのすぐれた総合栄養食でもあります。

さらに、健康維持に効果のあるとされるオメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸も含んでいますので、食いつきのよさを考えると納得の価格設定かもしれませんが、ドッグフードの安全という視点で考えたときに、銀のさらのドッグフードは本当におすすめのドッグフードなのでしょうか?

ここでは銀のさらの成分や原材料、そして実際に使用した飼い主さんの口コミなどから、銀のさらについての評価を行います。メーカーの宣伝どおりの魅力的なドッグフードなのか、それとも与えないほうがいいドッグフードなのかをチェックしていきましょう。

銀のさらドッグフードの成分と原材料

銀のさらビーフ・白身魚・緑黄色野菜・チーズ入りの原材料は下記の通りです。

原産国日本
賞味期限
原材料穀類(トウモロコシ、小麦粉等)、糖類(ブドウ糖果糖液糖、ショ糖)、肉類(チキンミール、ビーフミール等)、動物性油脂、豆類(脱脂大豆、大豆粉等)、白身魚ミール、ビール酵母、野菜類(ホウレンソウパウダー、ニンジンパウダー、カボチャパウダー等)、チーズパウダー、プロピレングリコール、ミネラル類(カルシウム、塩素、銅、ヨウ素、カリウム、ナトリウム、リン、亜鉛)、乳化剤、保存料(ソルビン酸K)、リンゴ酸、着色料(二酸化チタン、赤色106号、黄色4号、黄色5号、青色1号)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D、E、K、コリン、パントテン酸)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ハーブエキス)
成分たんぱく質:23.0%以上
タンパク質:17.6%以上
脂質:5.6%以上
粗繊維:4.0%以下
粗灰分:7.5%以下
水分:30.0%以下
給与方法パッケージに記載あり
取扱業者ユニ・チャーム ペット

銀のさらの商品パッケージには大きく「国産肉使用」と記載されています。私たちの食材の場合、「国産肉」といえば、品質、安全性において高い信頼性があり、価格もそれなりに高額となるものです。ですが銀のさらの場合、原材料表示を見る限り、「国産肉」が見当たりません。

唯一「肉」と呼べる項目は「肉類(ビーフミール、ポークミール、チキンエキス、チキンミール、ササミパウダー)」ですが、いずれも粉末やエキスです。おそらく粉末(ミール)の原材料に国産肉を使用していることが考えられますが、飼い主さんの想像している「国産肉」のイメージとは程遠いのではないでしょうか?

さらに原材料の順番としては穀類と糖類に次いでの3番目です。水分量が30%もあるソフトタイプとしては、十分な粗たんぱく質を含んでいますが、「国産のお肉をたっぷり」となっていることを考えると、「穀物はもっとたっぷり」ということになります。

ミールとパウダーを使用したドッグフード

「肉」と同様、フードに含まれている白身魚、緑黄色野菜は、素材そのものではなく、ミールと呼ばれるパウダーを使用しています。このうち白身魚は、どんな種類の魚を使用しているかについての記載がありません。これではとても食の安全性がクリアになっているとは言えません。

さらに着色料をたくさん使い、見た目のおいしさを演出しています。犬は色を見て食欲が高まることはありませんので、この彩りは飼い主さんの気を引くためだけに使われています。さら酸化を防いで発色をよくするために、亜硝酸Naまで使用しています。

これだけを見ても、見た目を重視して安全に関してはそれほど考慮していないドッグフードなのが分かります。

防腐剤の危険性

銀の皿のパッケージ書かれている「成分表示」を見てみると水分量が30%以下と表示されています。通常のドライフードは10%以下です。水分量が10%を上回ると、日常生活における保存状態では、数日でカビが生え、劣化が始まると言われています。

しかし、銀のさらなどの半生、ソフトタイプのドッグフードの場合、開封後一カ月が経過してもなおカビは発生しません。なぜなら、原材料に防腐剤(保存料)が使用されているからです。銀のさらに使われている防腐剤はソルビン酸Kとソルビン酸で、いずれも発がん性があります。

カビを発生させる危険性よりも、発がん性を取ったドッグフードが銀のさらです。半生タイプで無添加というのは製造上とても難しいのですが、他のメーカーからは無添加の半生タイプも発売されています。もちろんそれだけ価格も上がってしまいますので、こだわりの飼い主さんしか買ってくれなくなります。

大手メーカーとしては大量に売るために安くドッグフードを作る必要がありますので、危険な防腐剤を使っていますが、その姿勢に対する良し悪しは、飼い主さんがそれぞれに考える必要があります。

銀のさらドックフードの評判と口コミ

銀のさら ドッグフードを実際にあたえた方の感想、評判は

良い口コミ

  • 有名なメーカーの製品なので与えています

    最近はドッグフードの種類が多くなり過ぎていて、いったいどの製品を選べばいいのか迷ってしまいます。なので、有名なメーカーであれば安心かと思って、この製品を買っています。

  • 選んで食べているので

    何種類かのドッグフードを混ぜて与えたところ、このドッグフードだけを選んで食べるようになったので、この製品を買っています。

悪い口コミ

においがきついです。
うちの子は好きなのですがにおいがきつく、わたしがダメですね~

銀のさらドッグフードに関しては驚くほど悪い口コミは見当たりませんでした。
防腐剤や添加物の問題ではなく、愛犬が食べるか食べないかに要点を置いている評価が多いのが印象的です。
全体的に食いつきは良いドッグフードのようですね。

銀のさらドックフードの評価

愛犬の健康を考えるうえで、原材料に添加物、防腐剤が使用されている事、素材に良質な肉が含まれていない事からこのような低い評価とさせていただきました。これまで使ってこられた飼い主さんにしてみればショックな結果かもしれませんが、やはり安全性を軽視しているという点は評価として大きなマイナスになります。

飼い主さんも普段の食事では、添加物がたくさん入ったものをメインに食べていないはずです。ある程度は健康に気を使って、安全性の高い食品や食材を選んでいるかと思います。だとすれば、やはり家族である愛犬にも危険な食材は食べさせたくないですよね。

半生タイプですので食いつきはいいですし、総合栄養食として栄養バランスにも優れています。でもそれだけしかメリットはありません。むしろ添加物を常に口にすることでの皮膚のトラブルなどのほうが心配です。健康面から考えて銀のさらはおすすめできません。

また、犬の健康は良質な食事をする事はもちろんですが、「歯」の健康もとても大切な項目です。半生やソフトタイプ、缶詰などの添加物を多く含む食事を長期にわたり継続すると、歯垢や歯石の付着の原因となる事が明らかになっています。

悪化すると歯が抜けてしまうというトラブルにもつながりますのでこの点も厳しく評価せざるをえないでしょう。スーパーやホームセンターなどで手軽に購入できるという魅力はありますが、愛犬の健康を考えるなら、銀のさらを与えるのは止めておきましょう。

以上が、国産肉をたっぷり使ったドッグフード「銀のさら」に関する評価です。